桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

性根を据えたいね

2011-03-21 | Weblog
大地震に伴う原発の異常では、かなり動揺している人たちがいる。
その動揺は当然だ。
なぜ3号炉に1番に放水したかなど、俺にもメールは来ている。大変な事態なのも判る。でも、メルトダウンになったらば、もう逃げたって終わりだ。小さな太陽になる燃料が、いかに地球を冒すかをシュミレーションしたデータは沢山ある。だから、今は爆発しないように、メルトダウンしないようにするしかない、やるしかないんだ!
そう、何とか原子炉の暴走を止めようとして、沢山の人が命を盾に努力しているのだから、人の命の大事を知る人がすべきことは、暴走を止めるために奮闘をする人たちに思いを重ねて行動することしかあるまい。今、原子力発電の欠陥や問題を指摘したって、それは正しいとしても意味はない。

独り酒盛り

2011-03-21 | Weblog
今日は、3回目の舞台挨拶。昼にケイズシネマへ行くと、既に井手さんは来ていた。何時も、挨拶ギリギリにしか来ないので、それを言うと「雨だから!」と、上映委員会の島本さん。
朝から強い雨が降り、客足が心配だったが、今日は今までよりも来て下さる方が多かった。3回で百名に近くて、一安心した。
夜の舞台挨拶後、井手さんと話をして、今日は宿に戻った。本当は、とこか湯島駅近くで食事をして帰る予定だったが、店が空いていない!
今夜は独りでの酒盛りになった。

資質

2011-03-21 | Weblog
事があると人間の本質が判る。本性が現れるが、今度の大災害でも、段々と災害規模が明確になり、報道が正確になされるようになると、アッチコッチで人の資質が見えるようなことが起きている。
プロ野球の開幕では、呆れたセ・リーグの開幕宣言が文科省に注文を付けられて、少し開幕をずらしたが、まだ判ってない。
また政治の世界も酷い。
もうすぐ一斉地方選挙だが、被災地の選挙は延期したけど、その他は予定通りだと言う。
何を考えているやら。
今度の災害は、津波に原発問題が重なり、まだ終息は見えない。当分は原発周囲の人たちの避難が続き、各地の公共施設に収容されている人たちは、その場所が投票所になることから、またどこかへ避難することになるのだ。
ここは全国の選挙を延期し、復興に全力を尽くすことこそ、国のため、国民のためではないのだろうか。
事があって、何をなすべきかを知らない人が政治に携わってはいけない!

大戸屋

2011-03-21 | Weblog
新宿東口に、そんな名前の食堂がある。
元々、池袋にあつた小さな食堂だったらしいが、それが人気を呼んでチェーン店になり、新宿にも店を出したらしいが、店員は若者だかり。清潔感があり、何よりも美味くて安い。
今日の昼も大戸屋で食べた。
ミニマグロ丼にかけ蕎麦を注文したらば、マグロが地震の影響でダメ。仕方なく鶏カツ丼にかけ蕎麦セットにした。
これが大変だった。
当然、セットだから、付いて来るのはミニ丼のつもりだったが、堂々の大きさ!食べ切れるはずもなく残したが、これで740円!
安い!美味かった!