桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

良く言うよ

2011-03-22 | Weblog
石原慎太郎が、今度は調子に乗ってる。
海江田大臣が被災地で活動する消防に、「速やかにやらないと処分する」と発言したらしいが、まあ言うべきでない言葉なのは子供でも判る。それが判らないのが民主党大臣の資質。その程度なのだ。
だからと言って、その言葉を捉えて石原慎太郎に語る資格はない!
アンタは、もっと酷い発言をしてないか!
アンタは、被災者に対して「天罰」と吐き捨てたではないか!
海江田の発言よりも悪質だし、アンタが政治家としとけではなく、人間として愚劣な存在だと自らの言葉は示したではないか。アンタの発言は失言ではなくて、自らを特別の存在とした、他人への蔑視や差別感から生む確信的な発言であることが問題なのだ。
石原慎太郎に、他の政治家を評価したり、非難する資格はない!
海江田失言を好機に自らの失地を挽回したいのだろうが、アンタの発言は消えない。消せるはずがない。
こんな人間、政治家であってはならないし、都知事であることは、日本の不幸だね。

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2 コメント

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21日に観ました。 (大島)
2011-03-22 23:15:03
私は36歳になりますが、法学部在籍中に犯罪学のゼミを専攻して千葉刑務所に見学に行っています。94年頃だったと思います。受刑者と見学者が接触するということはなかったわけですが、この映画への関心を持った大きな理由となりました。今ソーシャルワーカー(社会福祉従事者)の仲間と今回の地震でできることはないかを考えています。映画であらわされていることがすべてではないと思いますが、ショージさんタカオさんに何かヒントをもらえたような気がします。5月26日の吉報を望んでいます。
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有り難うございます (桜井昌司)
2011-03-23 07:22:21
大島さんが千葉刑務所を見学をされたとき、私は「2階の工場」にいました。
見学者が来ますと、「今日は見学者が来る!よそ見をするなよ!」と厳命されるのですよ。
判決日は、5月24日になりそうですが、勝利は間違いありません。でも、その後が問題です。無実の証拠を隠して来た検察は、何も反省していません。検察の証拠隠しを許す裁判が許される限り、今後も「新しい布川事件」が作られます。二度と証拠隠しを行えないようにするため、今後も闘うつもりです。
お見守り下さい。
今度の災害、大変です。私も、来月、被災地に行く予定です。

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