職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

ひと鎚ひと鎚

2020年02月13日 | ヤスさん日記
とっても急ぎの仕事も終わり
長期の銅鍋づくり体験も無く
工房に籠もれる時こそは
在庫づくりに励むべき
なのでしょうけれども。
お尻を叩くものがないと
ついつい
一服が長く
本を手にとってしまったりするものです。
考えつつ製作する鎚起銅器。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

14年間
活動を共にしてきた
長岡の若井家に
時々
寄せてもらっているのです。
あったかい家庭と
美味しいお酒。
率直にお話できる環境。

ずっと
一緒に活動してきた
とゆう信頼関係のもと
できる雰囲気。

時を人はコントロールできると
近々は考えているのですが
信頼関係も
直感としてのそれはあるのでしょうけれども
やはり
長い時間の中で形成されると
理由はいくつも確認されるのだ
と思います。

いや
直感したときの
理由も経験をうることで
育まれるのでしょう。

いや
理由がいつも無くてはならない
わけではなく。
その直感と共に
時間とゆうものが浮き立ってきて
そこに理由をつけたくなるだけ
なのかもしれません。

さて
穏やかな新潟の工房。
最近
西田幾多郎さんの本を読み始めました。
海外に行ってみて
日本から立ち上がる日本人としての本質を
見極めたいなと思っているのです。
また
金沢の旅にもゆきたいなと。

お尻を叩くものがなくても
励める私でいたいものです。
さあ
始めるとしますか。
ひと鎚ひと鎚。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする