職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

いつかは散るもみじ

2018年10月04日 | ヤスさん日記
「うらを見せ おもてを見せて 散るもみじ」
この言葉に出会ってから
自分の人生観について
あと一歩の覚悟が
できたような気もします。
気もするだけで
本当なのかどうかを
肉体が滅ぶまで確かめるわけですが
弟子も
そのひとつの表現なのだろうと思います。

家と工房が繋がっている
私の生活は
その全てを見せる
ことになるのだろうなと。

それでも
と思える今の自分が
いつかは
良寛さんの辞世のように。

どの場面をどう切られても
大丈夫と思えるような
日々になりたいと
切に願っている
とゆうこと。

そうでありたい
とゆう願いが
本物になるまでは
まだ何か必要そうですが。

そんなことを思いつつ
今日も燕の工房は始まります。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
いつかは無くなってしまうとしても
今日のひとつひとつを大切にしたいと思います。
コメント
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