製作速度

ふと
一呼吸。
いつもなら
イベントの数日間
朝から晩まで
何度も何度も
足を運ぶもの
なのかもしれませんが
今回は
搬入が終わったら
一息ついて
これから考えています。

昨日の鞍田さんのお話で
改めて思ったことは
ものづくりに於いて
生活の速度と
仕事の速度が
同調しているのか
とゆうこと。
「生活の肌理」と表現されていましたが。

ものづくりの世界に於いて
自分の製作したものが
自分の生活に溶け込んでいるのか
とゆう問いは
いつも傍にあるのだと思います。

それぞれの速度でよいのでしょうけれども
私の場合は
１日にコップ１個。
それくらいの製作速度が
ちょうどいい生活
なのだろうと思います。

昔の大工さんの日記に
今日は仕事が進みすぎたから
夕方から歌舞伎へ行ってきた。
とゆうような
ものがあると伝え聞きます。

きっと
どれだけ生み出すか
どれだけ作りだすか
どれだけ使えるのか。
それだけ
世界の大きさを
把握できていたのかもしれません。

どうも
穴が空いたような現代。
どれだけでも
どれだけでも
と
その速度は
どんどんと早くなっているのかな
と感じる今日この頃。

改めて
哲学者 鞍田崇さんのお話を聞いて
思った次第です。
さて
今日もひと鎚ひと鎚
自分のペースで叩き始めるとします。

ながさんも
平泉で良き時間を過ごしてくださいね。