職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

技術継承

2014年08月08日 | ヤスさん日記
台風前のこの不安定な大気。
何と無く酸素が薄く感じるのは
日本の何処かで渦が巻いているせいなんだろうな
と思いつつ。
静かに静かに
ティンシャとロウソクの明かりと共に
目を瞑ってみます。
ながさん
東京の個展前はいかがお過ごしですか。

技術と作業量。
これは職人にとって
大きな関係性を持っています。
技術を上げるには
何度も繰り返す事が必要で
ただ
その繰り返すだけのモノが
必要とされているのか。
そこに行き当たっているのを
地場産業でもよく見かける光景です。

限られた人口や資源の中で
どれだけのコトが出来るのかを
想像せずに立ててられた計画は
いつかは飽和し
その飽和をつけ抜けて
自分たちの環境を崩してしまう
そんな気がします。

いや
きっと
それを突きつけられているのが今
なのでしょうね。

ものづくりとして
必要とされるもの
必要とはなにか
というコトを
更に問い深める時代
なのだとおもいます。

そに中での技術継承
しっかりと次に繋げたいな
と思う職人なのでした。

ながさん
体調を崩しているとか。
あと一息
突き抜けてくださいね。
コメント
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