職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

伝えたい

2013年03月10日 | ヤスさん日記
「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
 われても末に 逢わんとぞおもう」
日本人の言葉の使い方に
幸せを感じる今日この頃。
この語感から
状況を思い浮かべる事ができる
って幸せなことですよね。
直接的であり
また
意味を読み解くころができる
日本人いいではないですか
ね。
ながさん
今日はいかがお過ごしですか。

私の仕事も
器に触れてもらう事で
器を知ってもらう事で
その前後の流れを感じてもらう
そんな感性が育んでもらえれば
と思うのです。

感性を育むって
日常の中での出来事
ひとつひとつ
どれをとっても
その前後に流行があって
その中で
今目の前のコトがある。

自分の生活に取り組む時に
その前後の流れも含めて
どれを選択するのか
ってことを大切にしたいな
と。

そして
そうゆうコトの中で
淘汰されたものこそが
いついつまでも
残ってゆくのではないか
と思うのです。

伝えたい人へ
伝えたい事を
伝える為に
どれだけの流れがあるのか
って
きっと
込められますしね。

ふと見上げた空の
一層輝くオリオン座をみながら
そんなコトを考える
職人なのでした。
さて
もう一仕事したら
ぐっすりと眠るとしますか。
コメント
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