職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

一年

2012年03月11日 | ヤスさん日記
5時過ぎの空は
今日の明るさが生まれています。
名残惜しそうに
満月を過ぎた月も
まだ浮かびつつ。
今日という一日を始める光が
差し始めました。
3月11日という今日の日を
再びの決意とし
日々の私を生きるように
噛み締めてみたいと思います。

例えば
金鎚の重さを感じきると
その重さを
感じなくなるってことが
あると思うのです。
力でねじ伏せていた
いつかの時間は
重さを使い切っていないからこその
力だったと思うのです。

昨日聞いた話で
瞑想など
無になるってのは
その後に出て来た感情
ほとんどは
普段嫌だと思っている感情
それを
感じきるため
だと聞きました。

確かに
製作の上でもあるものです。
急に
昔のいやだったコトガラを
思い出す事が。
それと
どう対峙するか

試されている
のかもしれません。

そして
今日という日も
この日付をきっかけに
この一年を感じきる。

なにが変化して
なにが変化していないのか
自分も
世界も
繋がっているなにもかもが
どれくらい。

そして
それをどんな高みから
見渡す事ができたり
地べたから見上げたり
することができるか。

そんなことを
考えながら
過ごしてみます。

ながさん
東京はいかがお過ごしですか。
それぞれの場所で
生ききりましょうね。
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