職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

働く

2012年02月09日 | ヤスさん日記
貪るように
仕事をする時間てのもいいものですよね。
特にこの時期
雪に音を消された世界で
自分と目の前のコトに没頭できるってのは
この季節の楽しみでありますよ。
雪国の職人が
この白さの中で自分を磨く
春待つ息吹を感じながら
今日もひとつひとつ
登ってゆきたいと思います。

やりたいと思える仕事がある
って
幸せなことですよね。
働けるってこと。

山田かまちさん
久しぶりに思い返しても
やはり
天が彼に与えた才能は
ものすごいものだと思います。

そして
その生み出すという才能と
働くってことのバランスを
考えてみたのです。

働く。
はたはたを楽にする
ってこと。
これが
肉体を卒業するまでの
命題ではないでしょうか。

そして
働くということ
働けるということが
どれほどの喜びで
どれほど喜びを与えあえているか。

時間がいくらあっても足りない
って一方で
充実している時間を過ごせているという喜び。
幸せは日常の些事の中にあります。
それを見過ごさないように
日々を過ごしてゆきたいなと。

労働即ち祈り
と松下さんもいってたみたいですが
働くことを命題に
最後の最後まで
登り詰めたいなと。

さて
今日も一段と白さが増す新潟。
ゆっくりゆっくり
静かな時間を味わいます。
コメント
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