職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

独自

2011年11月10日 | ヤスさん日記
味気がない
というよりも
生命のない食事
ってのは
とても残念な時間です。
できるだけを
心がけているのですが
時間がない
ということにかまけてしまうと
本当に残念な一食になるな
と思う今日この頃です。

さて
独自について考えてみました。
沢山の人と会えば会うほど
孤独を感じる
ということはあり得ることで。
世間を知れば知るほど
そこに断絶があり
そこに橋を掛けよう
という行為が尊いのだと思うのです。
それであっても
孤独は孤独。
孤独だからこそあっため合える
のではないでしょうか。

独自を
一人でも立ってられる人
と読み解いてみましょう。
孤独でも自分で立って居られる
それこそ
学問のすすめで
諭吉さんが説いていたコト
なのではないでしょうか。

明治維新以降
官のお抱えになることこそが
生きる道
という生き方に
独自を説いた諭吉さん。

依存やよっかかりからは
本当のコトは生まれない
でしょうし。
民からの提案や発生が
日本の活力になりうる
また
民が独自しなければ
外国とのやりとりもままならない。
これは
今の日本に向けて聞いても
甚だ納得のいくお話です。

安定を求めるだけでは
成長はみられません。
こんな時代だからこそ
成長の好機は
そこいら中に転がっている
のだと思うのです。

それを掴むには
覚悟を持てば良い。
覚悟を持てば
信頼できる架け橋を
繋ぐことができるだとうな
と思う職人なのでした。

味気ない食事は
腹に落ちません。
腹に落ちないってのは
むなしいものです。
少しでもいい
生命ある本物を食したいものです。
そうだ
明日は満月ですね。
コメント
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