職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

不立文字

2011年07月01日 | ヤスさん日記
つらつらと
つらつらと
日々書き進めていますが
根底には
文字に書き起こせないモノ
は必ず在ると知りながら
つらつらと。

温度や
質感
表情や
タイミング。
全て
そうだと知りながらも
続けているのは
何故だろう
と考えます。

そう
人生に於いて
自分の行っていること
について
考える
ということを辞めてしまったら
それは
生きている証を
手放すことにも近い
のではないでしょうか。

孔子と顔回が
親鸞と唯円が
語り合ったコト
一片を切りとっても
見えないけれども
その一片が大切で
そこからは自分自身の
想像が試される時
なのだと思う訳です。

言葉には成らない
お互いのぬくもりを想像した時
自分の中にも在る
仄かな輝きを確認するコトが
できるはずです。

歎異抄に於ける
善と悪が
私の知っているそれとは
大きく隔たれているコトを知りながらも
もう一度読んでみようか
と思う今日この頃です。

ながさん
私も四十に一歩近づきますが
不惑の年にはまだまだですね。
孔子の歩んだ人生の足元にも及びませんが
そんな日々でも邁進したいと思います。
コメント
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