職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

めぐり巡る

2008年11月28日 | ヤスさん日記
新潟は小雨降る新月
空を見上げては
雲の上の月の美しさを
愛でながら
祈る全てが
素晴らしく進みますように。

私の発した言葉が
めぐり巡って私の元へ
私の届けたものが
めぐり巡って私の元へ
私の捧げたこころが
めぐり巡って私の元へ

与えることと
受け取ることが
本当は
一緒なんだな
と思う今日この頃。
多様な世の中で
自分がどの位置にいても
それは
同じなのかもしれません。

与えることにより与えられれ
赦すことにより赦され

聖フランチェスカも
申しておられましたが
循環している地球上の
水や原子や森や
それらに包まれているメッセージが
そんなコトなのかもしれません。

自分が言葉を発した時の痛みや
自分が受け取った優しさや
それは
もしかしたら
相手も感じているのかもしれないな
と。
言いたいことを言ってくれた
大切な人達の痛みも
きっと癒してくれますように
と。

雨は沢山のコトやモノを
癒してくれるはずです。
雨のぬれ始は気だるいもの
かもしれませんが
ずぶ濡れになった時には
爽快なものです。

新月の夜
アスファルトの冷たさは
なんと優しいものなんだろう
と思う職人なのでした。
この雨がめぐり巡って
また地上に降りる時
もっと優しくなれればなと
思う静かな夜です。
コメント
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