職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

爽快自転車

2007年03月18日 | ヤスさん日記
新潟では貴重な青空
本を抱えてこぎ出す
土手までの散歩道、
川風はいまだ冷たいですね。
きらきら光る川面の下では
何が起こってるのかなーと。

見ているような
見ていないような目で
全体を見晴るかしてみる。

金属の可能性。
なぜ金属なのか?
他の素材では?
銅の持つ色、加工、展延性。
得手の裏ではいつも不得手が
待ち構えているようです。
どこまで広げながら
集約していくか。

一年くらい金属に触らず
旅に出てみるかとか
まだまだ、365日24時間
金属と対峙してみるかとか。

本来あるものは
今ここにあるとは
わかっていても
そこに賭けるってことは
身を焦がしてでも
たどりつきたいものなのだなと。
突き抜けるときの感覚は
一度触れたらきっと
忘れられないものなのかなと。


信号待ち
止むエンジン
窓を眺めると
小雪がゆっくりと
踊るように
溶けてゆきます。
ほのかにココロを
あたためてくれること
こんな大切なことも
見逃していたんだなと。

日々の始まりは
いつでもそっと
包みながら
息を吹きかけるような
そんな気がする
今日この頃です。
コメント
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