職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

白い息

2007年03月12日 | ヤスさん日記
「美しい仕草に美しい魂が宿る。」
というようなことを思います。
仕事をしていても
食事をしていても
お茶をしていても
人の話を聞いていても
歩いているときも
やわらかくも凛とした空気を持っている人。
特に肩肘を張っているわけではなくとも
雰囲気を醸し出している人。
この頃はそんな人たちと知り合うことが多いなーと。

いや、堅苦しい話ではなくて、
その人が動くと空気が舞うというか
波が伝わってくるというか
残像が連なるというか。
つながっているのですよね、きっと。

そうそう最近は、いやだいぶ前から
脳を鍛えることが流行っているらしいですね。
この問題を沢山解くと頭が良くなるや
この像を見ていると記憶力が良くなるとか
こんな事をずっと聞いていると活性化するとか。
うーん。
確かにモギケンさんが言うように
今、脳鍛を云々するのはナンセンスなのかなー、
とも思う今日この頃。
一部を伸ばすには全体を底上げしていくことかなと。

「一芸に秀でるものは諸芸に通ずる」
様々な人に出会って
素晴らしいなと思う人たちには
必ずの共通点を感じます。
そんなものを体現できるとき
きっと様々なものが醸し出されるときなのかも。
受け取るココロしだいで
感じるココロしだいで
宝物はソコココにあるのだなと。

空に向かって吹く息
その白さが心地よい夜。
引き締まるような寒さは
気持ちをシャンとさせてくれ
また歩き出す背中を
ゆっくりと押してくれるようです。
コメント
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