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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

なくても平気☆教室のドア

2020-07-17 21:44:30 | 学校&就活
勤務先の学校☆
新型肺炎の影響で、すべての教室のドアは、換気のために全開になっています。
そうすると、「出入り自由」な感じに.。:・・.。:*・★

以前は、「入退室はノックをすること」「遅刻は後ろから」「音のしないように開け閉めすること」「ドアは後ろ手で閉めないこと」「ドアノブをもって開け閉めする」「後の人のため、ドアを抑えておく」など、出たり入ったるするだけで、いろんな決め事=マナー、がありました。
それは、もちろん今でもあるんだけど、
「ドア」がなくなった今、宙に浮いたもの、になっている・・・例えばノックをしようにもドアがない。

遅れて来た子は、後ろからすっと入ってくるし、なんだか・・・ドアがないというだけで、
あの、「隔たれた感」がない・・・内と、外との。
なんだか、つながってる感じ。内側にいるみんなとも、外の世界とも、柔らかくつながってる。
ドア閉めないと集中できないかな、とも思ったけれど、やってみたらそうでもない。
学生さん達も、それは同じみたいで、今となっては誰も気にしていない・・・
なんだ、なくてもいいんじゃない。

・・・・「青空教室」というのを思い出しました.。:・・.。:*・
戦後の頃のこと☆ 戦争で学校が燃えてしまった・・・・、でも先生と生徒は勉強をしたかった。
そこで、青空の下、校庭の大きな木の下に集まって、先生がお話をして、生徒たちみんなで学んだ・・・
地面に枝で字を書いて。
そういう話も何かで読んだことがあります。勉強ってどこでもできるんだ☆

私、思うんだけど、世界中にたくさんの「国家」があって、そうすると「国境」もあるわけで。
向こう側・・・隣の国に行こうとすると、実際のドアよりもっと強固な、国という概念によってはじき返されてしまう。すんなりとは、行くことができない。こういうのって、何なんだろう。
どうして世界は一つ、ではないんだろう・・・
ただの、何にもない「土地」であっても、線引きがされている。目には見えない扉、壁がある。
だけどそれは、人間だけのものであってウイルスだの病原菌だの、渡り鳥なんかにも、
全く関係ない。
国も、国境も、それを超えて入ってくるものに対しては、とても弱い。無防備ですらある。
・・・・でも、がんばる☆

今日、2限目が始まって10分ぐらいした時、後ろの方から一人の男子学生さんが来て、
「あの・・・・」と声をかけてきました。

「はい、どうしたの?」と聞くと☆
「あの、教室間違えちゃったみたいで。失礼しました。」と言って、ぺこりとしてからするりと出て行った。「自分の教室わかる?」と声をかけると、「あ、はい大丈夫です。」と言っていたけど
ほんとに大丈夫かな(^-^;

始まって10分、座って聞いてたんですよね☆その間、どうもおかしいなと思いつつ、テキストも違うし、やってる先生も違うし、回りにいる友達も違うし、今日はいったいどうしたんだろう、と思っていたのでしょうか。
そういうときって、「自分が間違えてる」ってあんまり思わない。
で、「はっ」と、気がつくのです・・・あれ!自分、間違えてる?って。で、言いに来た、というわけ(^_-)-☆
新入生が入ってくる時期ならではの、あるある☆がんばれ、1年生!来週は、中間テスト!!

国とか、国境とか、教室のドアとか いろいろな隔たりはあるけれど
ほんとはぜーんぶ とっぱらっちゃっていいんじゃない?って思いました(^_-)-☆
だって、なくても全然平気だもん。
むしろ、出入り自由でストレスない感じ。

そうなったらいいのにな。そうだったら、いいのにな。

LOVE&PEACE







コメント
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