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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

不思議な出来事 その4:「子供の頃に見たものの話 2」

2006-05-17 10:23:49 | 不思議な出来事
今回は、小さい頃に見た「夢」の話。

祖母と、母と私の3人で、映画館へ「東海道四谷怪談」を観に行った。
私はたぶん、1年生ぐらい。

7歳の子に見せるべき映画とも思えないが、ともかく
夏休み・・か何かで、夏といえば怪談。行こう行こう、ということになり、行ったのだ。

覚えているのは、「戸板返し」のシーン・・・・あまりに怖くて、動けなくなってしまった。そこだけ、はっきりと覚えている。


そして、後日。

私は大きな仏壇のある祖母の部屋で、祖母と隣合わせて布団をひいて寝ていた。
ある晩、寝るときになって、祖母から「お仏壇に足を向けて寝てはいけないよ」と言われた。
その日に限って、どういうわけだか、「仏壇に足を向けて」寝ようとしていたらしい。
祖母に注意されたけれど、たぶんそのまま寝てしまったのだ。


夜中、目が覚めた。

白い着物を着た男の人が私の足をひっぱっている。

どうして男の人かと思ったかというと、足にすね毛が生えていたからだ。

それから、体も大きく、足も大きく、間違いなく男の人だった。顔もやたらと大きく、青白い。

髪の毛は長く、肩ぐらいまであり、びっしょりと濡れている。頭に三角の布をつけている。

このへんのビジュアル感は、たぶん先に観た映画の影響と思われる。

しかし、男の人だったのだ。
そして、その人がヨイショ、ヨイショ、という感じで、私の足首をつかみ、体の方向を替えようとしている。

足はしっかりあった。畳を踏みしめる足。


私は声がでない。そして、気がつくと、真っ暗な部屋で布団の上に座っていた。
そこへ、「どうしたんだい。」という声。これは、祖母の声なのであるが、
夢うつつの私は突然、「キャーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」と、大声で悲鳴を上げた。
驚いて、2階で寝ていた両親も駆け下りてきた。電気がつく。そのあとは覚えていない。


翌朝、となりの家のおばさんが、「ゆうべ何かあったんでしょうか」と来てくれた。
私の悲鳴が聞こえたらしい。
「ねぼけたんですよ」と母が答え、「それならよかったです」と、おばさんは帰っていった。


・・・私は、ねぼけたのだろうか。

やっぱり、夢を見たのだろうか。
・・・それにしても、すごくリアル・・・な夢だった。

怖い映画を観て、怖いシーンが頭に残り、その上で祖母に言われたことが深層心理に働き、あのような夢をみたのだと思う。


「仏壇に足を向けて寝てはいけない」 それ以来、ずっと守っています・・・
&小さい子どもにコワイ映画を見せてはいけない。何もいいこと、アリマセン・・・



それでは、今日は、このへんで(^^)/~~~


コメント
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