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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

お誕生日は、さつき晴れ。

2006-05-06 12:15:47 | ひとりごと。
昨日、5月5日は末娘の誕生日、やっと4歳になりました。
やっと、というか、もう、というべきか。

一番下の子って、いつまでも赤ちゃん、なんです。
いつまでも、小さいままでいてほしい、と心のどこかで思っています。
だから、上の子たちに比べると、やはり甘やかしてしまうところがあるかも。
そのせいか、ちょっとわがままなところも出てきて、気をつけないといけいところです。

4年前の、5月5日深夜、「コレリ大尉のマンドリン」を夫と見ていました。
戦争のシーンなどあって、ちょっとドキドキしたりしたせいもあったのか、
見終わったら突然出血があり、陣痛がきて、急いでかかりつけの産院へ!
それが午前2時、そして・・・・

午前4時29分に、無事、産まれました。早かったです、ええ・・・
助産婦さんに、「安産すぎます。」と言われつつ出されたプリンを食べていた私。
でもね、やはり大変でした^^;

それはともかく、無事に出産が済み、
まだ分娩台の上でうつらうつらとしていた私の目に入ったもの・・・
だんだんと、明るくなっていく、窓の外。
ああ、朝になったんだ、いいお天気なんだな、と、それだけで胸がいっぱいになりました。

スズメの鳴く声、まぶしい光、5月の朝。なんて、きれいなんだろう。なんて、まぶしいんだろう。
「さつき晴れ」とは、このことだ、と思いました。

実は、出産予定日は4月30日だったのです。
3人目の出産でもあるから、回り中みんな「早くなるわよ。」と判を押したように言うので、
私もそのつもりで、1ヶ月ぐらい前から、パジャマや下着、洗面用具など必要な荷物をまとめて「その日」に備えていたのですが、
いっこうに生まれない。つめた下着をまた出したりして、使っていたり。
予定日になってもうん、ともすん、とも?いわない。
予定日にも検診へ行ったのだけど、お医者さんも「心配ありません。」と言うだけ。。

それで、受付のお姉さんに、「あの・・・産まれるんでしょうか。」と真剣に聞いてしまった、私。だって、心配なんだもの。

「大丈夫です。みなさん、産まれてますから」とにっこりするお姉さん。ま、そりゃそうでしょう・・・

そして、予定日を5日もすぎて、「こどもの日」にあわせたかのように、産まれてきてくれました。

この子は、一番オテンバで、活発で、男の子みたい。実家の母いわく「赤ちゃんの国にワスレモノしてきたんじゃないか」・・・・
まあ、とりに行くわけにもいかないし。いいです。女の子で。頑張れ、元気な女の子!

本当は、「ちひろ」ちゃん、にしよう、と考えていました。千尋、千博、千優・・・
でも、産まれた日の朝の、あまりに明るく、まぶしく、おだやかな明るいおひさまの光を見て、
「さつき」にしよう、と決めました。さつき晴れ、のさつきです。
この子の一生が、どうか、まぶしい光でいっぱいの、明るいものになりますように、と心をこめて。

今年の5日も、さつき晴れでした。
どの子の上にも、明るい太陽が輝いている。見上げれば、誰の頭の上にも、青空は広がっている。

こいのぼりが泳いでいる。
緑が芽吹いて、光っている。爽やかな風が通り抜けていく。
「白」を着たくなる。うっすらと汗をかく。
風薫る5月。いちばん、まぶしい季節に、あなたは産まれました。

ちゃっちゃん、おめでとう。

これからも、元気で、大きくなってね。

(おしっこは、ぱんつにでるまえに、ちゃんとおしえてね。)
コメント (2)
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