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雨は降る降る目的地は遠い@友蚋炭坑人車軌道&基隆炭鉱鉄道跡を訪ねて 2

2010-11-21 18:36:00 | 台湾鐵路
友蚋炭坑人車軌道&基隆炭鉱鉄道跡を訪ねての2回目です。
先達「くろがねのみち」さんがここを訪れた1976年当時、十大建設の一つ国道(中山高速道路)1号線は建設中だったそうです。ちなみに台湾十大建設とは桃園国際空港・鉄道北廻線・鉄路(西部幹線)電気化などインフラ整備と石油化学工業の推進・鉄鋼業の推進など重点産業の発展育成を図ったもので、後総統になる行政院長将経国が策定しました。これらの諸政策の実施によって台湾は農業中心の産業構造から工業主体へ転換しシンガポール・香港・韓国と並びNIESの一つに数えられるほどの発展を遂げました。
国道1号線沿いの道 ここはかって基隆炭鉱鉄道の軌道敷でした

国道の下を潜るというか軌道を跨ぐ形で国道が建設されました かってこのポータルも蒸気機関車の煤煙で煤けていたそうです
いよいよ山中へ突入というかっての切り通しなんですがこの奥に大規模な住宅団地が建設されたため向かって右側の山肌は石組みし滝が流れるよう住宅地の看板的存在になってしまっています 
最初の住宅地を抜けたところにあった廟 背後の山の上にもマンションが立ち並びます
廟と隣合わせの港口食堂 縁台で昼間から酒を飲んでいたお兄さんに「こんなところで写撮って何かあるのか?」と尋ねられたので軌道のことを説明しましたがどうやら当時からここらに住んでいた人ではなく「こんなところを鉄道が走っていたのか」と逆に驚かれてしまいました

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