インクライン 十分 新平渓煤礦・台灣煤礦博物館3

手押し車で遊んだ後は選炭場遺構や上部軌道からのインクライン隧道口を見ながら山道を登っていくと半円形に線路が引き回された広場に出ます。ここは約1㎞の上部軌道で運ばれてきた石炭をチップラーでインクラインに下ろすための操車場だった場所です。

　　　　　　　　　　　　崩壊したインクライン軌道

インクライン隧道下部口　立ち入り禁止ですが照明が内部の様子を伺わせてくれます

　　　　　　　　　　　何本も線路が引き回されています

石炭を積んだ貨車を回転させ石炭を降ろすチップラー　カーダンパーとも言い筑豊や北海道でも使われていたようです

チップラー横から下を眺めると選炭場が見えます　この間にインクラインがありました　この間は黒金歩道と名付けられており僅か200m程ですが登り道ですから暑い時期は大変です