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光陰的故事・童年往時・童児子的大玩偶@台湾ニューシネマDVD

2012-11-16 19:05:00 | 映画・コンサート・ドラマ
本日衆議院が解散しました、交流協会からも追って在外選挙の案内が来るはずで公示日にはまだ日がありますが一昨日の在外選挙人証を週明けにも地元の選挙管理委員会宛て送っておくことにします。

1980年代の台湾にはニューシネマという従来の枠に閉じ込められない新しい映画の潮流が生まれました。この中から侯孝賢・楊徳昌・李安ら新進気鋭の監督が現れ台湾映画はそれまでの恋愛物や国策物から写実的に台湾庶民の姿を描くものへと大きく変化していきます。当時NHKにアジア映画劇場という番組があり佐藤忠雄氏による丁寧な解説で台湾・イラン・タイなどの佳作が紹介され実家には今も何本かがVHSテープに残っています。風櫃の少年・恋恋風塵・牯嶺街少年殺人事件・エドワード・ヤンの恋愛時代などはこのアジア映画劇場で見ています。しかし何本か見逃した作品がありいつか見たいと思っていたのですが、図書館に中影経典國片系列が新しく入り取りあえず3本借りてきました。
台湾ニューシネマの第1作とされる光陰的故事と侯孝賢の自伝的映画童年往事 光陰的故事は楊徳昌・柯一正ら4人の監督による4話オムニバスで少年少女のやるせなさが抒情的に描かれています 童年往時は1950~60年代の様子がよくわかり面白いのですが後味の悪い結末になっています
黄春明の短編小説を基にした3話のオムニバス児子的大玩偶 今回看た3本の中では60年代の庶民の生活がユーモアとペーソスで描かれており一番おもしろい作品でした 黄春明については後日別建てでアップする予定です

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