亜熱帯天然色百科

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日本時代の駅舎が残る保安車站@臺灣鐡路局縦貫線

2017-09-21 17:26:00 | レトロ&ノスタルジー
台南駅から南へ一駅目、のどかな田園地帯に位置するのが臺鐡保安車站。日本統治時代の1900年に車路墘停車場として開業、その後1909年当時主要荷主だった製糖工場の近くに移転、また1962年村名に合わせた改名が行われましたが開業当初からの駅舎が残る好ましい小駅です。製糖工場への引き込み線もすでに廃止され朝夕通勤通学客が乗降する程度の静かな駅ですが、縁起物好きの台湾人が北へ三つ目の永康車站間の切符を永保安康(生活と健康を長く安穏に保つ)と読み替え人気を集めたことから一躍有名になりました。
日本統治時代の木造駅舎が残ります 駅舎前の案内文によると阿里山の木材が使用されているそうです
               下車用の木製ラッチ 

          跨線橋には往時の写真が飾られています

   月台(ホーム)から見た駅舎 瓦屋根の様子が良く見えます

券売機では軟券の発売ですが永康車站間の切符は硬券が用意されています

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