亜熱帯天然色百科

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台湾のお葬式事情 3 @苦手な方はご遠慮ください

2014-09-21 17:38:00 | 台湾歳時記
えー個人ごとですが先週15日に叔父の百ケ日法要があり、来週28日には伯母の四十九日法要が控えており年齢的に仕方ないのですが慶事よりも弔事が多くなってきています。
ということで久し振りに台湾のお葬式事情の3回目ですが今回は写真無しです。現在台湾でも病院で亡くなることがほとんどで、遺体は前回お話ししたように病院に付属している葬儀場、または台北の場合第一・第二殯儀館へ移されます。亡くなった当日は日本でいう所のお通夜になり僧侶を呼んで枕経をあげてもらいます。ただ、当日のことですので日本のように町内の人や会社関係など多くの人が参集するわけではなく家族とごく親しい人が集まるだけでお経が終わると遺体はお葬式まで冷蔵庫で保管され家族もそれぞれ自宅へ戻ります。つまり日本のような通夜振舞いや夜伽は無く、お葬式までの半月から1ヶ月ほどは安置してある冷蔵庫へ出向いて線香をあげ、念仏を唱えることになります。この際、冷蔵庫の前に香炉を置くだけのこともありますし、葬儀社に頼めば冷蔵庫を開けてくれますから遺体と対面することもできます。
台北の場合、概ねこのようにしてお葬式当日を迎えるわけですが、前回紹介したように姪2號の家でも20年ほど前、お婆さんを自宅に安置していましたし東部や南部の田舎では今でもその風習が残っており、最近では自宅貸出し用の冷蔵庫もあるようです。

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コメント
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