亜熱帯天然色百科

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日本式建築の残る街@青田街

2011-08-11 18:09:00 | 台湾路地
昨日の記事が拍手5つももらうほど評判が良かったのでもう一日続けて青田街を紹介します。尚、昨日のカフェレストラン正式名称は「青田七六」となっています。
戦前台北南部の和平東路・新生南路周辺には臺北帝國大學及び現在の師範大學本キャンパスにあった旧制臺北高等学校に勤務する日本人教官・教授が多く住んでいました。
彼らの住居は瓦屋根・羽目板造り、畳の和室がある日本様式でもちろん慣れ親しんだ様式ということもあったでしょうが、冷房の無い時代亜熱帯の台北で風が通る和式の家は少しでも快適に暮らすための知恵でもあったのでしょう。
  青田街は和平東路が近いのですが永康街からも南にすぐです

  青田七六隣の日本式家屋 もう人は住んでいないようです

こちらは瓦や門扉が手直しされていますが住人はいるのでしょうか

日本式家屋はここ青田街のほか和平東路を南に渡った温州街にも残っています
青田七六は改修保存されることになりましたが市内でも有数の高級住宅地ですから無人となっている家屋は取り壊され億ション(豪宅)になっていくのでしょう

コメント
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