終着駅谷汲駅に保存されているモ514、同駅は1996年谷汲村が2億円を投じ谷汲昆虫館を併設する駅として建てられました。現在昆虫館は営業していますが2001年谷汲線が廃止となったことで僅か5年しか駅としての役目を果たしていません。隣にはモ755も静態保存されています、地元の有志の方が手入れされておりきれいに保存されています
末期には全線1閉塞としていた谷汲線ですが終点にある谷汲山華厳寺(西国三十三番霊場満願寺、ちなみに一番は那智青岸渡寺、和歌山那智から京都を経て美濃谷汲までは四国八十八箇所とまではいかないにしても遥かな道のりです)の命日である毎月18日や桜・紅葉の行楽シーズンには臨時列車が運転されていました。臨時列車が運転されるときは、ここ北野畑駅で列車交換が行われていました