富士山を眺めながらの駅伝大会。しかも女子大学生。昨日行われた高校駅伝でも大変そうだなと思えたのに、大学生になってもまだ走る、その根性が凄い。男子の場合は箱根、箱根と高校時代から（或いは中学生の頃から）箱根駅伝に出場する事を目的に頑張る子が多いのだろう。女子はそれに比べたら目標とするものがイマイチなくてちょっと可愛そうにも思える。もっとも先に書いたように大学生になってまで走るなんて普通では考えられない。練習に明け暮れてたぶん他の為に費やせる時間もないのでしょう？ 友達といっても駅伝メンバーしかいないような・・・・。オシャレを楽しんだり恋人と過ごすなんて事はまるでナシ。それでいいのか。なーんて言ったところで彼女らからすれば何を言ってんですか、って話しか。圧倒的な強さを見せた立命館大学が初代優勝校となった。その中の４年生達は実業団に入ってまた走るのかしら。怪我をして使えなくなるまで頑張るのか。傍目には痛々しいが、これも本人の気持ち次第って事なのかな。
襷をかけた高校生達が師走の京都を走った。女子のそれはあっけなく終わった。それぞれに頑張って走る姿はかっこ良かったけれど。最後が独走状態だと見ている方はつまらない。対する男子。これは最後、トラック勝負にまで持ち込まれて見応えあり。トラックに入ってから４人のランナーが競い合うなんてなかなかないのでは？ 結局は経験豊富な３年生ランナー・山梨学院大付属高校が勝ったけれど、差は殆どなかった。他の選手達は２年生と１年生。来年以降も同じ舞台で活躍出来るのだから頑張れ！ そう言えば大会前に監督の問題で話題になっていた愛知・豊川工業チーム。そこそこの成績ではあったようだけれど目立たなかった。来年以降はどうするか分からないと語っていた監督。中途半端に終わると選手達がかわいそうじゃないかと素人は考えるがご本人はどうお考えか？
たびたび耳にする”更年期障害”という言葉。耳にしてはいても実際にはどんなものなのか、詳しくは知らない。ただ、このところ職場にいる女性がそれなのかな、と思える症状に陥っている。本人の自覚はどの程度なのか分からない。元々、気持ちに波のある人で日によって機嫌の善し悪しがあり付き合いにくい人ではあった。その酷さが最近増していて一緒に仕事をしていてとても不快。友達じゃないしある程度の距離を持って付き合えばいいのでしょうけれど、そうも行かない場合もある。そもそも話すと嫌な気分にさせられる事が多いのでなるべくなら口を利きたくはない。会わずに済むのならそうしたい。でもなー。更年期障害以外にも原因があるのか？ 言ったら失礼だけどエエ年して独り者だし、仕事に燃えるタイプでもないから日常が楽しくないのだろうな。気持ちは分からないではないが、接している私らのみにもなってよ、と言いたい。
あー辞めてくれてよかった！ もっともそもそも何故彼が都知事になったのか。そこが問題。「政治家としてはアマチュアだった」ですって？ 自分自身のそんな事も分からないで都知事になったのですか、都民をなめているのか。それにその台詞あまりにもかっこよすぎない？ どうせ昨日訪ねた石原元都知事にでも言われた言葉なのでしょう？ 違うのかな。あの人にそんなカッコイイ台詞が思いつくなんて到底思えない。これからは地道に作家生活を送るそう。それが一番。間の悪いこの時期に新刊も発売されたそうだし。都知事の地位を失うのは本人にとって不本意でしょうが、それでも他にも存分に稼げる術をお持ちなのだからそこで力を発揮されたらいい。プロとしての顔、まだ存在するのなら見せて。全然好みじゃないから本気で見たいわけじゃないけれど。
主人公が元教え子たちを訪ね、それぞれと歩きながら話す場面が多くてなんか疲れた。湊かなえさんの作品は荒唐無稽でそれがいい、と言う人も多いのだろう。私自身もそこが面白い、と思った時期もあった。けれど毎度それだと飽きる。この作品は原案を出しただけ？ のようだから完全に彼女の作品ではないのかな。それはさておき、出演者が魅力的。満島ひかりさん、宮崎あおいさん、松田龍平さんに勝地涼さんと良く揃えましたね。それに主役は吉永小百合さん。小百合さんの相手役がダンナに柴田恭平さん、不倫相手に仲村トオルさん。仲村さんとはどれだけ年の差があるんだよーと突っ込みたくもなったがそれを感じさせない風（？）の小百合さんは凄い。背中にやや年老いた感じが出ていたが綺麗な６０代だよね。誰もが憧れる年の取り方をしていらっしゃるのがよく分かりました。映画の内容よりもそっちの方に気が行ってしまうのもなんだけど・・・・。昔見た小百合さん主役のＮＨＫドラマ”夢千代日記”（幸の薄い芸者役が妙にはまってた）を思い出した。幸薄い暗めの女を上手く演じられる人なんだな、と改めて思った。
