カナダ・モントリオールの映画祭で李相日監督作品”悪人”が注目された。賞を取ったのは女優賞の深津絵里。けれどこれはスタッフ、キャスト合わせての賞だそうで。日本での公開は今週末。きっと大勢の客が押し掛けるだろう。原作本がかなり売れた(大変面白かった!)ことから映画化も争奪戦だったと聞く。作者の吉田修一さんは脚本にも携わったそうだし、地方ロケにも参加する程の映画好き。この受賞は彼にとっても励みになるものでしょう。良かったですね。殺人のシーンやカラミのシーンもたくさん(?)あるだろうから、本当は苦手なジャンルに入るけど見過ごしたら後悔する。間違いないわ。だから頑張って見に行こうっと。昨日の”BECK”同様に我ながら行きそこないませんように。
どんな作品に仕上がったのだろうかと、とても楽しみな映画。原作コミックは物凄い売り上げ。とは聞いても手に取ったこと事もないのでその凄さは不明。でも素晴らしいからこその映画化なのだろうから大丈夫なのでしょう。それに役に扮する俳優たちの面々がいい。公開に合わせてTV番組にあれこれ出ている姿を見た。先輩格の桐谷健太、水嶋ヒロ、向井理あたりはどんな俳優なのか少しは知っている。よー分からんのは、大人気者の佐藤健くんと5,6年前にジュノンボーイに選ばれたらしい中村蒼くん。彼らふたりは高校生役がまだ出来るほど若さにあふれている。ごめんなさい、先輩3人組。皆が同じ立場ではない点がまたいいのかな。天才ギタリストとチビの頃から親しんでいた若手ドラマー、初めてギターに触れた少年、ラップキング。このアンバランス風の彼らが一体となる。面白そう~。実際にありそうな話でもあるところに魅力が膨らむ。リーダーの水嶋ヒロさんが言っていたから劇場に足を運んじゃおうかな。若者に交じって鑑賞するのはちょっと恥ずかしいけど、場内は暗い。分からしないって。
暑苦しい中での戦い。ワールドカップ後初の国際試合って事で見る側も気合が入った。しかも相手は因縁のパラグアイ。試合が始まるまではとても楽しみにしていた。のだが、始まって少ししたら何だかどうでもいいや、って気持ちになった。会場に詰めかけた多くのサポーターや、TVの前で見ている殆どの人々はそんな思いにはならなかっただろう。気が抜けたのは個人的な気持ちから。国際試合とはいっても親善試合だからか。緊張感がなくてつまらなくなったのだ。選手たちも当時とは入れ替わっていてなんたって、長谷部と遠藤がいなかったので物足りなさを感じた。それと控えメンバーながら今までは必ずいた俊輔も消え・・・・。仕方がないけど寂しいなぁ。今後は新たなスター選手が出て来て活躍してくれるのだろうから、そこに期待を! 今回の試合はいつの間にか日本が勝利していた。ホームゲームで勝てて何より。これで負けてたら情けないものね。原監督代行もどれだけホッとした事か。
ハイレベルの高校生が増えて、全く話についていけなくなった日テレの高校生クイズ。以前はもう少しロウレベルでの戦いだったような? それはこちらの勝手な思い込みか。予算の関係でスタジオ内ですべて終わるのはちょっと物足りない。以前はホテルでマナー問題に取り組んだり、体力勝負的なものもあって違う楽しみ方があったけど。ここ数年は同じ様な感じで変化に乏しい。マンネリ化なのか? 作り手の方々は考えを改めた方がいいんじゃない。けど昨夜は特別。番組のつまらなさを救ってくれた開成高校の田村くん。彼は救世主だったと思う。何とも言えないオーラって言うのか、独特のものを持っていて見ていて楽しかった。両側にいた開成の同級生はいかにいもの高校生だったし、他校の勝ち進んだ県立浦和や船橋の子たちは勉強が出来る一般人。彼らの中で唯一見せてくれたのが田村くん。東大に進んだ後、どんな世界に行くのかは分からないがきっと立派に生きて行くのだろうな。勉強が出来て、度胸があってあのルックス。怖いものなし、の印象を受けたが何か苦手なものはあるのか? とんでもない運動音痴だったりするのかな、あれで。それはそれでご愛嬌。仮に苦手なものが何ひとつないのが事実だったら不平等すぎるぞ。
暑い中、本当はやめたいのだが状況が許さずここ数日自転車通勤をしている。多くの人が通学・通勤の時間帯なので、事故を恐れてゆっくりペースでこいでいる。そのために時間に余裕を持たせて早めに家は出発。しかもこの暑さ。少しでも遅めにこいだ方が体の火照りは免れるのでは? と微かな望みを抱えつつ。そうは言っても事故は相手あってのもの。その点は自動車事故と何ら変わらない。今朝はもう少しのところで衝突事故になりそうな目に遭った。ターミナル駅付近で歩行者と自転車が入り乱れながら走行。歩行者信号が青だったのでこちらはそれにならって直進。そこに左側からびゅっと出てきた自転車。黒いつば広の帽子をかぶり、サングラスをしていたので顔は不明。推定では女性、30~40代。ぶつからずに済んだからよかった。けれどとっさに「ごめんなさい」とこちらは一言。それに対して「もう~。やんなるわ~」の返事。それはないんじゃない? 「この場合止まらないといけないのはあんたの方でしょ」と心の中で言い放った。運転者は常に自分の状況・行動を把握しないと。あんな奴と大きなトラブルにならなくて何より。これからも充分、注意して行かねば。と改めて思わされた出来事だった。ふーっ。