12月に公開予定の映画”ノルウェイの森”。世界各地で翻訳され相当数、読まれている大ベストセラー小説の映画化。原作者の村上春樹さんは映像にする事を長い時間拒んでいたそうで。それでも地道に(?)だかしつこくだか説得にあたった監督側の勝利で待望の映像化がかなった。その監督をTV画面で拝見。フランス育ち(?)のベトナム人だそうでして。細くて華奢な体格。およそ映画監督には見えない。それはこちらの勝手な思い込みかもしれないけれど、監督って大柄ででーんとしたイメージがあるので。で、トランさんは眼差しもとても優しくて温かい雰囲気。甘いマスクと言う古い言い方があるがまさにそれ。もてるだろうなぁ、男性にも女性にも。そんなムードをもった俳優よりも気になる素敵な人。もちろん今回の映画では主演男優が松山ケンイチくんなのでこちらも大いに魅力的。監督と俳優を比べてもしゃーないがそんな思いにさせられる程、魅かれる監督も珍しい。
頑張っているんじゃないの、日本の選手たち。初日の超重量級でお馴染みの塚田さんが破れた姿を見て、こりゃやばいのか? と心配になったが昨日は男子90キロ級に新星が現れた。19歳の大学生、西山大希くん。もっと大人に見えたがあれで19歳か。チビの頃から柔道いっぽんでやってきたのでしょうね。ひとつ年下の弟も同じ筑波大に通い、73キロ級で頑張っているらしい。互いに高め合うのはいい事。これからの活躍が楽しみだ。女子の選手にしても塚田さん以外は代表選手が入れ替わっているようで、これまで知らなかった選手たちがそれぞれに戦い、勝利している。自衛隊初の代表・国原頼子選手は銅メダルを獲得したがそれでは納得がいかない様子。どこまでも貪欲に柔道と向き合う姿勢は凄い。試合中、横で大声を上げて応援していた父親の勢いも凄かった。レスリングの浜口親子のように常に二人三脚で取り組んでいたって事かな? それってどうなの? とも思いますが・・・・。いらんお世話でしょうね、間違いなく。
大嫌いなんだけど見てしまったNHKの朝番組。したり顔の司会者たちが苦手。でも今朝は明日公開の映画”悪人”の妻夫木聡さんが出演。なので番組始まって以来と思えるほど長い時間その番組に見入った。内容は想像していたとおりのもので大した展開はない。映画の話を中心に彼のこれまでの軌跡を口頭で綴った。神奈川の高校時代に自ら応募して芸能界に入り、雑誌で読者モデルを務めたりして人気を博した。しばらくして映画”ウォーターボーイズ”で水泳高校生を熱演。そこから火が付いて多くのファンの支持を得るようになった。ここら辺の彼はとても純粋な感じでとても良かった。あれから何年? 10年は経っているか。なのにいつまでも好青年でいる(風でいられる)のは凄い。で、悪役。これは結構イケテルんじゃないかと期待大。<今回の映画で初の悪役に挑戦>なんて言われているけどそれは違うんじゃない? 映画ではないけれど数年前のリメイク版ドラマ”天国と地獄”で犯人の研修医役を演じていたじゃないですか。あれは見ごたえがあって良かったぞ。そう思っているのは私だけではないと思う。多くの人が彼の悪の部分の良さに気付いた。妻夫木さん自からその役を求めたと聞いたけどご本人もそこに気付いたからこその役だったのでは? ご成功をお祈り致します。映画を観るのが楽しみ!
この人も何を考えて生きているんだか。などと人様の事をどうこう言える立場にはないけれど、でも言いたい。北海道開発局の工事や林野庁の行政処分に関する汚職事件。これらは根深いものがあって真実は闇の中。とは言ってもどこでどう調べ上げたのか最高裁は、不正に業者から見返り料1100万円を受け取ったとして受託収賄などの4つの罪に問われている被告の上告を棄却した。そりゃそうだよなぁー。懲役2年の実刑で追徴金は1100万円。これにより鈴木被告は議員の職を失い、収監される事になる。心中はどんなものなのか。もちろん納得がいかないだろうね。お腹の中は煮えくりかえる思い? でも悪い事は悪い。しかも彼の場合言ったらなんですが本当にそれだけ? 1100万円だけ? と突っ込みたくなる。あれだけの人がそれだけって事はないような。逆に言えばそれ以上にあちこちから裏金を手に入れている議員も多いだろうにとも思う。威張りちらす姿も多くの場面で見られた鈴木被告。基本的には嫌いな人だけど、政治家としては働く場があった方がいいような。あんな風に地べたを這うタイプの泥臭い人材はなかなかいないのだから。
菅総理の奥さま。菅伸子さんでしたか。彼女、とっても面倒臭い。学生時代から意識しだして(?)いとこ同士で結婚して現在に至る。それはそれでどうでもいい事。問題なのは夫人の言動。菅さんが総理大臣になった直後も「自由が奪われる~」「私は総理と共に行動はしないから」などと我がまま三昧なセリフをはいた。で、このたびは気になる記事を読んだ。「菅はこのところ暗い表情をしていると指摘されるが、息子の不登校の時から比べたら大した事はない」「小沢さんの総理大臣も見てみたい」「首相官邸には夏服しか持っていってないの」などなど。これらはどう評価したらいいのか。或いは評価に値しないのか。な~んか違う。彼女って本来は世の中を良くしようと一般人の目線で総理に物申せる数少ない人だったんじゃないのか? それはこちらの勝手な思い込みで本当の姿は、ええかっこしいのいい加減な嘘つき婆さんなのかも。残念でなりません。なんでこんな人材しかおらんのか。毎度のことながら悲しいなぁ。