goo blog サービス終了のお知らせ 

リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2007年10月7日 郷帰り

2007-10-07 12:27:36 | Weblog
 子ども達がチビの頃は彼らを連れて、時々実家に帰った。しかも親である私自身もワクワクしながら家に向かった。けど、このところそのワクワク感はない。正直に言えばシオシオ感すらある。この思いは何なのか。親不孝で申し訳ないけれど帰宅するのが苦痛でえある。年老いたふたり暮らしの両親。介護の必要もなく自立の状態で暮らしているので助かっている。ただし、誰もが同じ様な状況にいるのだろうがいつ、どうなるのかは分からない。「ひとりになったら施設に入るから心配はいらないよ」と、口では言う。けど、いきなりひとりがいなくなるとは言えないんじゃないのか。長く患ったり或いはふたり一緒に患うかも知れないし。そうなったらなった時に考えれば良いのだろうが、何だかね。時間はあるのだから考えておけば良いのに肝心な事を後回しにしている。今更言っても仕方がないか、と思ってしまうところもあって今回もたぶん適当な話しかせずに帰って来てしまうのだろうなぁ。難しい。

2007年10月6日 浅草

2007-10-06 23:43:00 | Weblog
 久々に夜の浅草に出かけた。女友達3人でいろいろとしゃべった。内容はさて置き、楽しんできたのだからなんだって良いのだ。浅草の街は相変わらず。にぎやかな観光客と元気の薄れた若者達。それとおつかれさんのお年寄り。ま、今時は何処に行っても同じメンバーか。魚がメインの和食や「遠州屋」で刺身、寿司の盛り合わせ、川えびのから揚げ、魚はさみの茄子の揚げ物、海鮮サラダ、変わったところではゆず風味豆腐などを食した。とっても美味しかった。是非、また行きたいなぁと思える店だった。酒は生BEERしか飲まなかったので、日本酒との融合はイマイチ分からなかったけれど次回は試したい。味はもとより値段が安い。これがもうひとつの魅力でしょうか。「浅草」って街は昔を知っている人からしたら、さびれたとか人の流れが途絶えつつあるなんて言われているけれどそればかりではない、と思う。昔の良さを残しながらも頑張って変化しようとしているのでは? そんな風に思った。

2007年10月5日 神楽坂

2007-10-05 23:17:13 | Weblog
 2日前に二十歳を迎えた次男坊がひとり住む街、神楽坂。神田での仕事帰りに同僚で同い年の優しき友と、急に思い立って向かった。「神楽坂行ったの?」の彼女の言葉に「ううん、行ってない」「じゃあ今度いつか行こうよ、いつなら良い?」「今日! 今日ならダンナがいないから行ける」「ああ、そうお。じゃあ行こうか」まるで学生時代のノリで出かけた。途中小雨は降るし、すでに暗いしでなんだか街の様子はもうひとつ分からなかった。けれどそのおかげでなーんだかひとり暮らしをする息子の姿がうっすら浮かんで、本当に寂しくないのかなぁなんて感じてしまった。シュチエーションが揃っていたのよね。彼が住むアパートの隣の矢来町公園もなんとももの悲しい雰囲気。その気分に浸った後、「酒斗肴 龍 神楽坂店」で飲んだ。どんな店かも分からずに入ったけれど、女性客が多く料理もおいしかった。付き合ってくれた彼女には感謝。お互いに子どもや親、自分の事でいろんな悩みがあるけれどこうやって時には楽しむのは良いよね。これからもよろしくね!

2007年10月4日 高校生ドラフト

2007-10-04 19:11:20 | Weblog
 涙に濡れた仙台育英高校の佐藤由規選手。プロに込める思いには大変なものがあったのだなぁと思い知らされました。今時の子ども達は弱い。その為にこんなところで泣くんかい? と言った場面も正直多い。けど、今回の佐藤くんは本人は元より周りの人間にとっても考えられない様な場面での泣きだったのではないのか。お兄さんに導かれた野球の世界。今となっては宝物の世界。こんな出会いがあった彼は本当に幸せ者でしょう。何をやったら良いのか分からない若者がたくさんいるのですから。そんな中から選りすぐられた高校生達。今後の活躍に期待するしかあるませんが万一、失敗したって良いじゃないか。そんなのどうって事ない。その先を考えて生きていけば良いのだから。若いってのはそれだけやり直しがきくって事でしょうし。頑張って欲しいなぁ、若い人達には。後先を考えずに行動するするのも時には良いんじゃないの? と、思う。

2007年10月3日 サッド ヴァケイション

2007-10-03 21:50:07 | Weblog
 楽しみにしていた映画をやっと見に行った。なのに、失望。面白くなかったのだ。がっかり。どこがいけなかったのか。シナリオ? キャスト? ストーリーそのものか。或いは監督の采配ミス。考えてみれば私、浅野くんとジョーくんが出ている映画作品は殆ど見ているつもりだったけれどこの青山真治監督作品は見た事がない。と、思う。見に行こうかなぁと思うところまでは行っても実際に、足を運んだのは今回初。「ユリイカ」も行こうと決めていたのに上映時間が確か、4時間以上もあってそりゃたまらん。内容もきついのにそんな長時間は無理、と諦めた。で、今回のこの作品。細かいミスマッチはともかく、全体をとうして見た時に受け入れられない内容なのだったと思う。だから認められずにつまらないと感じたのでしょう。「女はすべてを受け入れる」的な考えが好かん! そんなのは男の永遠の理想であって現実にはあり得ん。そんな事も分からんでよー監督が務まるっちゃねぇ。どんな母性愛か知らんが成り立たんて。あそこでの母親像は変! それと石田ゆりさんも監督にとっては完璧なキャストだったかも知れませんが、一観客から言わせてもらうとおかしいって。もっと重みが欲しかった。逆に違う人が演じていたら別の感想を持てたかも知れんし。残念でなりません。