アメリカ・シェラネバダ山脈のMt.ホィットニーを目指し全員が登頂に成功した報告会を聞きに行った。学生達の感想は皆同じ様なもので面白くも何ともない。我が子を含めて今時の学生のレベルを知った。意外だったのは70代や60代のOBも大勢いらしていて「学生が海外に行っている間は予定表を目に付くところに張っておいていつも気になっていました。全員が無事に帰って来て良かった」と話されていてびっくりした。親の私でもいちいち予定のチェックはしていなかったし・・・・。体育会のつながりって強いものらしいね。今までそんな事考えませんでしたが。さて、我が息子。ワンゲルでの活動はここまでにしてこれからは、大学に入った本来の目的である勉学に励みたい様子。人生は一度しかない。やりたい事があるなら、しっかりそれをやりな。今の私はそうアドバイスしたい。迷ったり悩んだりする時間も惜しいのでは? と思う。判断は本人に委ねられているけれど正しい道を歩んで欲しい。望むのはそれだけ。こう考えるのは親として無責任だろうか。そんな事はないよね。何たって彼も二十歳。学生ではあるけれど大人なのだからしっかりして然るべき。自覚を持って生きなさい!
お疲れ様でした。としか言いようのない死。このところの建築家としてはあるまじき選挙活動には、首を傾げたくなるものがあったけれど。相当に無理をしながらの戦いだったのでしょう。73歳の年齢からしたら何時、何ががあっても不思議ではないのでびっくりする死ではないし。同年代で選挙でも戦いを繰り広げていた石原都知事も目をしばたたかせながら、その死を悼んでいた。その中に「驚いたなぁ」との言葉があったが、あなただって何時同じ様な状況になるか分かりませんよと、伝えてあげたい。自分が年をとるとその判断がしっかり出来ない事が増える。我が両親のこのところの不安材料も含めてそう思う。自然現象で仕方がない事なのでしょうけれど辛いねぇ。気づいたら自分自身もそっち側に入って行ってたりするのでしょうし。嫌だ、嫌だ。年はとりたくない、と改めて思う。 合掌。
福田総理と田中真紀子氏の衆院決算行政監視委員会でのやりとり。「民主党・無所属クラブ」の代表として質問に立った彼女。質問者としてというよりも何だか独演会の様な話っぷり。あたつく総理の表情がおかしかった。けれど真紀子氏が終了後に述べたとうり「役人以上に役人的ですから」の言葉が全てを物語っていたよね。矢継ぎ早に攻め立てる質問者に対して、時に苦笑しつつ答える総理。これもおかしな状況ではあった。本来はもっと真面目に答えるべきだったんじゃないのか。代表者質問はひとりの質問ではなく、国民を代表しての質問なのですから。それを理解している政治家はどれだけいるのか。疑問に感じるよ、私ゃ。そこら辺の事もきちんと分かってくれている人にこそ政治を任せたいし、本来はそうあるべきではありませんか。その点では舛添厚生労働大臣が、今回宮城県大崎市職員の横領問題を訴えた件は評価に値するのでは? 真面目に普通に仕事をして頂きたい。我々市民が望むのは単純にそれだけ。なのに出来ていない人が多すぎる。気づけよ、この位の事。
老親の現実を見て、結構落ち込んだ。救いは当人達があまりにも現実を見ていない事か。どこまで理解をしているのか分からないが、このままで充分にやっていけると思っている様でして。そうなるとこちらは何も言えません。どう見ても現状維持で良いとは思えないのになぁ。自分の事って分からないのでしょうね。困ったものだ。認知症ってどの程度の事を言うのか。いろんな事が分からなくなる前の認知症もあるのでは? と私は感じる。例えば車の運転が危ないからと促しても聞き分けない。介護保険の認定を受ける様に話しても応じない。部屋の片付けがあやしいのできちんとする様に言ってもそのまま。とにかく幾つかのおかしい要素はある。そこらも説得しようにも本人達が良いと言えばそれまで。はっきりした認知症ではなくても多くのそれらは存在する、と思う。悲しいかな我が両親にはそこらへんがもはや通じていないと思われる。自分はまともと思い込んでいる時点ですでにおかしいのだから。こんなふたりの暮らしがいつまで続くのか。危いなぁ。危険度を感じていないふたりに完敗。あー、恐ろし!
聞きたくなかった息子の恋バナ。21歳10ヶ月。彼女のひとりもいないのも寂しい。しかし、だ。実際にそんな話を聞いてしまうと何だか落ち込んだ。ダンナに話すと予想どうりの展開だと笑われたけれどかなりなショック。馬鹿馬鹿しいけれど失恋をした様な気分。だいぶ昔の経験でしかないので、どんなものだか忘れてしまったところもあるが、気持ちの落ち込み方がそんな感じ。情けない状態。こんな事くらいでこんな気持ちになるなら、結婚っとなったら一体どんな気分になるのか。考えただけで恐ろしい。彼らが幸せであれば親としてはこの上なき幸せ、の筈。祝福したい気持ちと、離れていかれる寂しさが同居しているのだな。複雑だね。花嫁の父の心境が少し分かった。可愛い娘を持っていかれる父。これは大して可愛くもない息子がウキウキと恋話を語る、の比ではないよな。それにしても青春している彼がとーっても羨ましかった。若いって素晴らしい!