スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

フォーラン&もうひとつの不成立

2006-05-02 21:24:57 | 血統
 ブルーコンコルドからアストニシメント(7-c)に至る途中に,フォーランという馬が出てきます。1932年産まれのこの馬,李王職蘭谷牧場が生産牧場で,朝鮮産となっていますが,これ,植民地時代の満州に作った牧場なのです。大陸は広いですから,そこでサラブレッドの生産をしようとしたことは自然なことだと思うのですが,考えてみれば随分と手間の掛かることをしています。日本で産まれた馬をわざわざ満州まで運び,そこで産まれた馬を今度はまた日本まで連れて帰るわけですから。もちろん当時はまだ馬の空輸はなかったであろうと思うので,船による輸送でしょう。そしてこの手間がなければ,今のブルーコンコルドはいなかったと考えると,何だか不思議な気もします。
 明日は名古屋でかきつばた記念があります。このメンバーなら59キロでもメイショウボーラー◎に期待しますが,あてにならない部分もありますので,軸ならプリサイスマシーン○の方がいいかもしれません。ただこのレースはここ2年は地元勢が勝っています。そこでレイナワルツ▲の出番もあるかもしれません。あとロッキーアピール△まで。

 定理一二は定理九系から直接的に帰結するわけです。なので,もしも定理一二が不成立であるのなら,定理九系も不成立でなければなりません。定理九系が成立するのに定理一二は成立しないということはあり得ないからです。またこのことは,僕が定理一二を不成立に導いたのと同じ方法で結論することもできます。なぜなら,そこで僕が人間の身体について考察した事柄は,少なくともすべての物体には妥当であって,そしておそらくは,すべての形相的な個物にも妥当であると考えられるからです。そしてそのように考えれば,ある観念の対象の中に起こることを,その観念が十全に認識するということ(定理九系はこのような意味に考えても間違いとはいえません)は,成立しないと結論することができるからです。

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