スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

大和証券杯ネット将棋最強戦&たんぱく質の摂取

2012-08-26 19:04:30 | 将棋
 タイトルホルダー同士の顔合わせとなった第6回最強戦の決勝。対戦成績は佐藤康光王将が25勝,郷田真隆棋王が24勝。
 佐藤王将の先手で向飛車から角交換。やや長めの駒組から先手から仕掛けて桂交換。その桂馬を打って一歩得。後手は飛車を1筋に回って端攻め。中盤の戦いでははっきりとした優劣はついていなかったように思います。
                         
 ここから先手は▲5五銀と取り,△同歩に▲1五桂と打っていきました。後手は△同飛でしたが,これはさすがに一局の行方を左右するような決断であったでしょう。▲同歩で空いた空間に△1六桂の王手。▲3八王に△4五桂の詰めろ。先手は▲5七歩と受けて△3七桂成に▲同桂と取りました。
                         
 この手は危険な意味があって,感想戦で結論は出なかったようですが,△2八金と打っておけば難しいにしても後手が勝った可能性の方が高かったように思えます。実戦は△2六歩で,これはいかにも郷田棋王らしい手であると感じますが,▲4四飛からの先手の攻めが1手だけ早く,そこで先手の勝ちが決定づけられたようです。
                         
 後手の最後の攻撃を凌いだ佐藤王将が優勝。第18回銀河戦以来となる11回目の棋戦優勝で,最強戦は初優勝です。

 それからこの日,は主治医から,たんぱく質の摂取が不足気味なのではないかという主旨の忠告を受けたとのことです。
 僕は食餌療法の関係がありますから,,あるいは大豆製品卵などのたんぱく質は,食事をするたびに何らかの形で摂取しています。実は肝機能が衰えてきたとき,幹細胞を修復するためにたんぱく質が必要ですので,単純に肝機能という面からみても,たんぱく質の摂取というのは必須であるということになります。酒を飲むと肝臓は傷みますので,そのためのたんぱく質を摂取する健康食品があるのは有名でしょう。ただしもちろんこれには適正な量の範囲というものがあります。たんぱく質を必要以上に摂取することは,むしろ肝臓に対して悪い結果をもたらすということもあるようなので,その点に注意しなければならないということはいうまでもありません。
 実は母は,朝はほぼ食パンを1枚食べるだけです。ハムでも載せて食べればいいと思うのですが,そういうことはしません。よって朝食ではほとんどたんぱく質を摂っていないことになります。一方,夕食のおかずには必ず肉か魚の料理を作って出してきますが,そのほとんどを食べるのは僕と妹で,母は,まったくというわけではないのですが,あまり食べないのです。昼食に関しては僕はいつもいつも見ているわけではありませんから,はっきりと断言することはできませんが,それでも夕食よりは多くのたんぱく質を摂取しているのではないかと思うのですが,確かに主治医が指摘した通り,摂取の量からすれば,少ないかもしれません。
 実は母は,今年の春くらいからだと思うのですが,食事の量自体が以前より明らかに減っているように僕には感じられます。僕は母のために昼に弁当を買ってくることがありますが,以前は完食していた弁当を,残すというケースが生じるようになりました。そもそも母は元々が大食いではなく,むしろ少食の部類に入っていたと思うのですが,その量がさらに減ってきていたわけです。僕はこのこと自体を少しばかり心配していたのですが,それはまた別として,この主治医の指摘には,この食の細さもまた関係しているのではないかと僕には思えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする