スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

王位戦&別の検査

2012-08-09 19:20:00 | 将棋
 兵庫県の有馬温泉で指された第53期王位戦七番勝負第四局。
 藤井猛九段の先手で角道オープン四間飛車。先手からの角交換を機に羽生善治王位は穴熊に。先手は向飛車に転換し,角を打って歩得に。後手も角を打って1日目が終りました。2日目に入って先手が8筋からの突破を目指したところで後手が中央から猛攻撃。先手が馬を作りましたがそれが角と交換に。さらに後手が4筋で飛車を切り,大きな駒損ながらも薄くなった先手玉に攻めを繋いでいかれるかどうかという勝負に。7九に銀を打って,成って,駒を取っていくというあまり早くない手順になったので先手も反撃に転じ,あまり堅くはなかった後手の穴熊も危ない形になりました。下図から観戦開始。
                         
 △3八銀成か△4八香成以外には考えられない局面で,実戦の指し手は後者。第1図の早逃げが効果を発揮している局面なので何か攻め合いを目指すのは自然で,▲1五桂を選択。△3八成香▲同金△同銀成▲同角成までは必然と思える進行。そこで△5七金と引きました。桂馬を渡せないので▲3九香の受け。部分的には攻めるなら△4七金か△3八同飛成ですが,△3三金と受けに回りました。これには▲4一角と繋ぐよりなさそうですがさらに△4二金打。こうされると▲2三桂不成△同金寄▲同銀成△同銀▲同角成までは仕方がないかと思いましたが,△2三同金寄に▲5二角成とこちらを取り,△3二金。▲5一龍とするのかと思いましたが▲4一馬でした。
                         
 これでは後手玉が簡単には詰みませんから後手の勝ちになったと思いました。△4七金でも勝ちそうですが△2六歩とより厳しく攻め,後手が勝っています。攻め合っても難しそうなところで穴熊の補修を成功させたうまさが光った一局であったと思います。
 羽生王位が勝って3勝1敗とし,防衛まであと1勝に。第五局は22日と23日です。

 この日は診察の最後に,U先生から話がありました。次回の通院,これは来月の3日に設定されたのですが,その日はいつもオーダーしている検査,すなわち採尿と採血による検査ですが,それ以外にももうひとつ別の検査を行うということでした。
 検査の詳しいやり方についてはその当日に説明するということでしたので,このときはその概要を知らされただけです。iPro2レコーダーという装置を使っての検査とのこと。このレコーダーにはセンサーがあって,どうもこれを身体に装着して行う検査のようです。つまりそのときだけで終了となる検査ではないようで,それを装着したまま生活することになるとのこと。僕の通院は必ず月曜日ですが,この検査を行ったら,おそらく同じ週の金曜日にまた通院し,それで検査の結果が分かるという仕組みになっているようです。実際にはこの程度の説明だけでは僕にも何のことだか分かりませんので,詳しいことは実際にこの検査を行ってから説明するということにします。
 診察が終了すると精算なのですが,この精算を終えますと,領収証と同時に予約票というのが発行されます。これは次回の予約日が印字されたもの。僕の場合,内科での通院は必ず検査と診察でセットになっていますから,2行になっています。予約日といっても,これは日付だけが書かれているというわけではなく,予約時間の方も示されています。検査の方は時間の指定はありませんが,診察の方には,その日の診察で医師に指示された時間が書かれているわけです。
 実はこの日,U先生は来月の3日に通院ということは言ってくれたのですが,診察の時間が何時になるかは言いませんでした。ですから僕はこれでそれを確かめようと思っていたのですが,この日は検査だけが印字されていて,診察は示されていませんでした。ということは,もしかしたら9月3日は,この装置を用いた別の検査の準備だけを行って,診察はもちろん,採尿や採血の検査も行わないということなのかもしれません。いずれにしても当日に病院に行けば,その日に何をするべきかが印字された紙が出てきますので,それで確かめる必要があります。
コメント
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