スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

王位戦&エコー検査

2012-08-02 19:06:27 | 将棋
 南へ飛んで長崎市での対局となった第53期王位戦七番勝負第三局。
 羽生善治王位の先手で藤井猛九段の角交換四間飛車。1日目で銀が交換となり,先手は後手の飛車の成り込みを防ぐためにすぐにその銀を打つ将棋。僕はこの辺りは先手が少し損な指し方をしているように感じられました。ただその後,3筋で大きな振り替わりとなり,先手は駒損ながらその銀が捌ける形に。後手が龍,先手が馬を作っての攻め合いとなりました。
                         
 後手が銀を掛けたのに対して先手が金を引いたところ。△5八金と繋ぐのが筋に思えますが△5八銀成とし,▲3ニ歩と打たせて△6九金と絡んでいきました。▲同金△同成銀はほぼ必然で▲4八歩と遮断。後手は△1九龍と香車を入手。先手は受けずに▲3一歩成と攻め合いに。
                         
 ここで後手は△8六桂とただのところへ打ちました。銀では取れませんから▲同歩。△6八成銀もあったのではないかと思いますがすぐに△8七香と打ち,▲7八王△6八成銀▲同王△8九香成と進みました。先手はここも受けずに▲4二飛成から攻め合いへ。
                         
 後手は今度は△6五桂と打っていきましたが,第3図の飛車成りは40分の考慮で,先手は読み切っていたようです。僕にはまだ後手にも十分にチャンスがあるように思える局面でしたが,後手の攻めを凌いだ先手の勝ちとなりました。大熱戦の名局だったといっていいのではないでしょうか。
 羽生王位が勝利して2勝1敗に。第四局は来週,8日と9日です。

 月が変わって7月3日の火曜日,この日はの磯子中央病院の内科の診察でした。予約は午後3時で,この日は血液検査のみを行ったようですが,そんなに遅くなることなく帰ってきました。検査の結果の方は異常がなく,降圧剤の中止の措置を変更する必要はないとのこと。ただ,医師からはエコー検査もしておいた方がよいという指示がありまして,この予約を2日後の5日の木曜日に入れました。
 5日に予約を入れたのには理由がありまして,この日がちょうど脳外科の方の診察の日に該当していたからです。つまり,脳外科の診察と,内科の検査を同じ日に行うことができるようにするため。これならば病院に通う回数を1度ですが減らすことが可能ですので,非常に合理的であったわけです。
 脳外科は午前10時の予約で,この場合は僕が妹を作業所に送っていくことになっていました。ですから僕はこの日は午前中の予定を空白にしていたのですが,この日は妹がかなり早く起きてきまして,それならば妹を送っていってから病院に行っても十分に間に合うということでしたので,結局は母が連れていきました。作業所と病院は家からは逆方向ですが,作業所の最寄りのバス停からは病院の最寄りの停留所までのバスが出ていますので,それほど大変な移動というわけではありません。また,妹には一応は就業時間というものがありますが,作業所の職員というのは妹たちの就業開始時間よりは早くに出勤されていますので,ある程度であれば作業所に早く到着してしまっても問題はないのです。
 脳外科の診察の方ですが,前回は出血の痕跡が消えていないということが問題になったのですが,この日はそれについても何も言われなかったとのこと。ですからさほど気にしなくてもよいのでしょう。エコー検査の方でやり直しがあって時間が掛かったとのことですが,母は11時半頃には家に戻りました。なお,この検査の結果はこの日のうちには分かりませんで,7月31日に内科の通院が指定され,この日に結果を知らされるとのことです。実際にはもうその日を過ぎているわけですが,これについては時系列で,そのときにまた記すことにします。
コメント
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