上半期のダート王者決定戦の帝王賞。しかし今年はやや寂しいメンバーでの争いになったという感はあります。スウィフトカレントが取消で13頭。
絶好の1番枠を利してフリオーソが先手。後続はごちゃついてルースリンドが躓き落馬寸前の不利。結局,オフィサー,ヤマトマリオンと,枠番通りの並びになりました。前半の1000メートルは62秒8。これはスローペースです。
向正面中ほどから中団につけていたコウエイノホシが上昇開始。先行3頭の後ろにいたマズルブラストとマルヨフェニックスはこれに対応しましたが,ヤマトマリオンとオフィサーは後退。フリオーソはコーナーワークで後ろを離し,少し差をつけて直線に。
ラストの200メートルこそラップが落ちたものの,それまでの貯金を守って逃げ切ったフリオーソが優勝。先に抜け出したマルヨフェニックスとコウエイノホシが競るところ,外からボンネビルレコードが伸び,最後はコウエイノホシを競り落としてボンネビルレコードが2着。コウエイノホシが3着でした。
優勝したフリオーソは3月のダイオライト記念から連勝。一昨年は全日本2歳優駿,去年はジャパンダートダービーと勝っていて,これで3年連続の大レース制覇。鞍上の戸崎圭太騎手は今月も東京ダービーを勝つなど,いまや南関東のナンバーワンとなりましたが,大レースはこれが初優勝。船橋の川島正行調教師はこの馬によるジャパンダートダービー以来の大レース制覇で,帝王賞は一昨年のアジュディミツオー以来となる3勝目。ダイオライト記念の後,かしわ記念を使う予定でしたが、不安が出て回避。ローテーション面に不安があったわけですが,ここでは力が違いました。ただし2分04秒7という時計はいささか平凡です。
今回はスピノザ哲学の実在論の基本的性格を考察するという目的で,第二部自然学①公理一をテーマに設定してみました。この公理が意味していることは,現実的に存在する物体は運動しているか静止しているかのどちらかであるということ,すなわち,運動と静止とはまったく異なったことであるということです。
このことがもたらす意味がどのようなことであるのかということを調べるために,ゼノンの逆説を題材に設定しました。そしてまず,第二の逆説から考えていきました。これは文字通りに受け取れば,アキレスが亀に追いつくことができないということの証明ですが,ゼノンがこの逆説に込めた意味というのは,数列の稠密性を導入すればこのような不条理が生じてしまうから,数列は稠密ではないということを示すことであったと思います。
第二の逆説を前提と結論というふたつの部分に分けて考えてみると,前提は正しいけれども結論が誤っているというように受け取れます。したがって結論の変更,すなわち,ゼノンの前提がそのままであったとしても,アキレスは亀に追いつくことができるし,また追い越すことができるという論理を設定することが,この逆説を解消する最良の方法であると思えます。そこでそのための方法として,数列の稠密性の排除を行ってみることにしました。
絶好の1番枠を利してフリオーソが先手。後続はごちゃついてルースリンドが躓き落馬寸前の不利。結局,オフィサー,ヤマトマリオンと,枠番通りの並びになりました。前半の1000メートルは62秒8。これはスローペースです。
向正面中ほどから中団につけていたコウエイノホシが上昇開始。先行3頭の後ろにいたマズルブラストとマルヨフェニックスはこれに対応しましたが,ヤマトマリオンとオフィサーは後退。フリオーソはコーナーワークで後ろを離し,少し差をつけて直線に。
ラストの200メートルこそラップが落ちたものの,それまでの貯金を守って逃げ切ったフリオーソが優勝。先に抜け出したマルヨフェニックスとコウエイノホシが競るところ,外からボンネビルレコードが伸び,最後はコウエイノホシを競り落としてボンネビルレコードが2着。コウエイノホシが3着でした。
優勝したフリオーソは3月のダイオライト記念から連勝。一昨年は全日本2歳優駿,去年はジャパンダートダービーと勝っていて,これで3年連続の大レース制覇。鞍上の戸崎圭太騎手は今月も東京ダービーを勝つなど,いまや南関東のナンバーワンとなりましたが,大レースはこれが初優勝。船橋の川島正行調教師はこの馬によるジャパンダートダービー以来の大レース制覇で,帝王賞は一昨年のアジュディミツオー以来となる3勝目。ダイオライト記念の後,かしわ記念を使う予定でしたが、不安が出て回避。ローテーション面に不安があったわけですが,ここでは力が違いました。ただし2分04秒7という時計はいささか平凡です。
今回はスピノザ哲学の実在論の基本的性格を考察するという目的で,第二部自然学①公理一をテーマに設定してみました。この公理が意味していることは,現実的に存在する物体は運動しているか静止しているかのどちらかであるということ,すなわち,運動と静止とはまったく異なったことであるということです。
このことがもたらす意味がどのようなことであるのかということを調べるために,ゼノンの逆説を題材に設定しました。そしてまず,第二の逆説から考えていきました。これは文字通りに受け取れば,アキレスが亀に追いつくことができないということの証明ですが,ゼノンがこの逆説に込めた意味というのは,数列の稠密性を導入すればこのような不条理が生じてしまうから,数列は稠密ではないということを示すことであったと思います。
第二の逆説を前提と結論というふたつの部分に分けて考えてみると,前提は正しいけれども結論が誤っているというように受け取れます。したがって結論の変更,すなわち,ゼノンの前提がそのままであったとしても,アキレスは亀に追いつくことができるし,また追い越すことができるという論理を設定することが,この逆説を解消する最良の方法であると思えます。そこでそのための方法として,数列の稠密性の排除を行ってみることにしました。