スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

柴田勝頼&最初の証明

2006-09-10 20:35:24 | NOAH
 昨日はNOAHの8~9月シリーズの最終戦になる日本武道館大会がありました。僕はテレビ(G+)観戦だったのですが,これが今日未明の1時半から5時半までという録画中継だったもので,第5試合まで見て,さすがに眠くなって眠っちまいました。その第5試合に登場したのが柴田勝頼選手。新日本プロレスでデビューして,BML(ビッグマウスラウド)へ移籍した選手で,NOAHには9ヶ月ぶりに3度目の登場。この間,NOAHとは絶縁状態にある新日本に出場したりしていたので,この関係で間が開いたものと思われます。先月になってようやく丸藤選手と森嶋選手がBMLに出場して柴田選手と対戦。ただし,柴田選手はその後BMLを退団し,これがフリー選手として初めての試合となっています。過去2回と同様にNOAHのKENTA選手と組んでの試合。相手は田上選手と潮崎選手で,田上選手というのは力はあると思うのですが何しろムラがある選手で,どうなることかと思っていたのですが,予想以上にいい試合をしていました。なぜかは分かりませんが妙にやる気になっていたようで,田上選手の持ち味であるナチュラルな力強さで,柴田選手を圧倒するようなシーンも見せてくれました。試合の方は合体技が潮崎選手に炸裂して,柴田選手とKENTA選手のチームが勝っています。柴田選手がどういう考えでフリーになったのか,詳しいことは知らないのですが,今後はNOAHへの参戦が増えるのかもしれません。なお,この試合とはまったく関係がありませんが,NOAHは,泉田選手もケガで欠場してしまいました。

 定理七のスピノザの最初の証明はごく簡単なものです。ただしスピノザはこのブログではまだ扱っていない公理七を用いているので,僕は同じ意味になるように別の証明をします。この証明は背理法で,もしも神が存在しないなら,定理七によって神は実体ではないということになります。なぜなら,もしも神が実体であるなら,それは必然的に存在しなければならないからです。ところがこれが定義六に反していることはとくに説明するまでもなく明白でしょう。ゆえに神は存在するということになるのです。ただし,ここでのテーマでは実体の定義である定義三については,これを名目的なものである,すなわち,もしも実体が存在するなら,という仮定のもとで考えていますので,神が実体であるから必然的に存在すると証明することは,ことによると神の実在(実際に存在するということ)を証明するためには不十分かもしれません。そこで別の証明も見ていくことにします。
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