スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

戸塚記念&第一部定理一〇までの意味

2006-09-28 22:50:42 | 地方競馬
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 昨日の戸塚記念。逃げたのはガンファイターで2番手にグッドストーン。ビービートルネードは3番手で,シャイニールックは中団,ステップクローザーは後方の位置取りでレースが進みました。前2頭の脚色が鈍ってきた3コーナー手前からビービートルネードが自然と上昇していくと4コーナーでは早くも先頭に。これを目掛けてシャイニールックが上昇し2番手。直線では叩き合いと思ったらそこからはビービートルネードの土壇場。まったく寄せつけずに8馬身もの大きな差をつけての圧勝となりました。シャイニールックは後方から追い上げてきたステップクローザーにも半馬身交わされての3着。ただこれはビービートルネードがあまりにも強すぎたためで,この2頭は展開ひとつでまた着順も入れ替わるでしょう。さらに半馬身差の4着にキャプテンシーオー。もう1頭の上がり馬として名前を挙げたフィアリストライは8着でした。ビービートルネードは東京ダービー以来で,ここは2・3着馬より2キロ重い58キロを背負ってのものでかなり価値があります。僕もこの馬については少々その実力を見誤っていたようで,あるいは全国レベルでも通用するかもしれません。
 明日は向日町記念の2日目優秀。並びは予想ですが,海老根-冨田-高木の南関東と,村上-酒井-前田-大井の近畿は並ぶ筈。目標がないのが小倉と小野で,このふたりは同期なのであるいは連係かも。場合によっては小野による近畿分断(地元ですが)もあるかもしれません。ラインの長さを生かして村上選手◎から。すんなりなら酒井選手○で,競りなら捲る海老根選手▲。あとは今日の伸びがよかった小倉選手△。
 ディープインパクトの凱旋門賞が迫ってきましたが,特設ブログが開設されたので紹介しておきます。1999年,エルコンドルパサーが2着したときのブログにもそちらからアクセスできます。もうひとつ,紹介しそびれていたJRAの特設サイトも。こちらは動画が充実しています。

 なるべく早く神の観念に到達しなければならないということは,知性改善論だけではなくて,エチカにおいても同じように要請されていると僕は考えます。そしてスピノザはそのために最善の手段をエチカにおいて講じたのではないかと思うのです。ところが,エチカにおいて神の実在が証明されているのが定理一一であるということは,少なくとも僕たちが神の観念に到達するためには,10の定理を必要としたと考えられるのです。また,そう考えなければ,これらの定理のエチカの中に占める意味がなくなってしまうようにも思います。そして,これが本当に僕たちが神の観念に到達するための最善の(最も早くという意味)方法であるなら,少なくともスピノザは,神の観念がそれ自体で人間に明らかであるとは考えていなかったのではないかと思えるのです。ひとつの結論は確かに神の観念がそれ自体で人間に与えられるということを示唆しているように僕も思うのですが,このように考える限りでは,また別の結論も得られると僕は思います。
コメント
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