今までは電源関係は弄っても余り音が変わらなかった。
電源ケーブルは
オヤイデの物
エンゼルポケットの8Nの物
S/ALABの物
W.E.の物
オーディオテクニカの完成品の物
などを使った。
しかし、特徴は分かるが、いい悪いの判断までは行かなかった。ほとんどはあまり変わらない、というか変化が分からない、だった。
今回電源の極性を調べて良くなった気がするので、もしかしたら今ならわかるかもしれない、と思いパワーに使ってる電源タップをオヤイデの物にしてみた。
今まで使ってた物は自作品。電源関係が流行り始めたころのもの。20年近くにもなるかな?
集成材で枠を作り内部に鉛を貼り付けた。それにWN1318というコンセントを2つ取付け、AETの6Nと言われるケーブルで配線、プラグはWF5018にした。
それを今回オヤイデのOCB-1EXに替える。今は後継機でEXsというものがある。確か下にSXと無印が有ったと思う。自作品はこの無印に近い。
このEXを交換するにあたり、コンセントが三端子なので壁のコンセントに入らない。依ってアースの端子を外すことにした。
※真似をしないでください。
ケーブルはフルカワエレクトリックのFP-314Agというものだ。これも20年近く前にタンテのDP7000用に買ったものだと思う。(記憶にない)ネットで調べたらフルテックでいまだに販売されてた。仕様をよく見たら接続が間違ってるらしい。赤(銀メッキ)・白(銅)・緑(銅)、被覆のアースが有り、当時電源に銅と銀と違うのは良くない、銀はアースだ、などと勝手に配線してた。正式には
赤:Line
白:Neutral
緑:EARTHだった。
これに合せやり直す。
プラグ(明光社?)からアース端子を外す。のだが外し方が分からない。端子の固定部後ろ側にカバーが有って、普通はネジで止めてあるのだが、ネジが見当たらない。ドライバーでコジたらなんとカシメだった。外すとこのカシメが弱くなるのであまり何回もできない。
なんとか外して配線。このプラグは緑色の印が有り、これに白い配線を接続(アース側)にした。ついでにブレードをメタルクリーナーで磨いた。
こうなるとコンセント側も直さなければいけない。コンセントの右と左は銀の単線という豪華なもので接続してある。
懐かしい。レゾナンスチップのMOONが張ってある。
コンセント(SWO-DX)の詳細は分からなかった。もうディスコンみたいだ。
これの右側にFP-314Agを接続する。こいつは銀単線が硬くやりづらい。が、FP-314Agの導線にハンダがしてあったので何とか接続。半ば無理やりになった。
完成後、試聴してみる。
自作品でも問題無かったのだが、オヤイデに替えて結構変わった。
ふと、気が付いた。
あれ?前より生き生き鳴っている。
例えるとスピーカーケーブルを普通の電線からオーディオ用に変えたくらい変わった。
音色がカラフルになった。ただ、奥行きが若干薄くなった?
いやあ、驚き。この違いが今まで解らなかったんだ。
電源見直さなければなんないかも。
自作品はもう使う気が起きないので、電源ボックスを買ってきて普通のタップにでもしてみるか。
これはオーディオ用には使わないで普通の電化製用とするか。