特に大改造とはいかなかったが、小変更で少し変わった。
6SL7は定数変更でもう少し利得が取れるかも知れない。
しかし、ネットで回路例が見つからない。SRPPが多いのだが、こいつはヒーター・カソード間の耐圧が超えるため、バイアスを掛けねばならない。この細工は最初のプリでやったが、よく分からないでやったため、どうも次にやる勇気が起きない。
数少ない6SL7のパラ使用の回路を見つけた。そこでは入力1.1Vで6Wと、今回のアンプに非常に近いものだった。安心したので、もうこの回路を弄ることは無いかも知れない。
しかしこの真空管、人気無いんだな。互換で6N9S、5691が有るらしい。構造は12AX7とそう変わりないのに電極の支持方法が良くないとか。私も最初はEL34と並ばせるのはMT管ではなく少し大きい6SL7を選んだっけ。もうそのアンプはMT管の物に代わってしまったけど。
少し手持ちが有るのと。6188なんてゆう管なんかも有ったりして、どうすっか?
これに合わせスピーカーケーブルを電線にした。ただ、バナナプラグを取り付けた。安価なものだが。
やはりこのアンプに合うのはAR-4Xだと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/14/bb0b7c2bff93b1f0618d439a96a6034c.jpg)
最初の一声は、籠った、高音の無いものだった。あれ?変だな。CD一枚ほど聴いたらこなれてきた。
DS-3000はある程度音量を上げないと満足が得られない。
しかし小型スピーカーは小さい音でも良い感じになる。
このアンプは軽い振動板が良いのだと思う。もしくは能率の良いもの。
ああ、透明で切れの良い音だ。何のストレスも無くふっと音が出る。
この組み合わせは家では最高だと思う。
トランスは150mAでMAXなのだが、何とか持ちこたえてる。ほんのり暖かい。夏はもう少し熱くなるかな?
もしかしたらEHでない真空管を使ったら、もう少し楽な動作なのかもなんて妄想する。
うーんこうなるとEL34のシングルアンプもまた聴きたくなる。
いま、だいぶ前に買ったアニメのサントラを掛けているが、その当時にトリップしたような気になる。
照明がちとまぶしいような、そんな感じの懐かしい気持ち。
よくこんなCD買ったものだ。大切な宝物。
もう少しこのシステムを聴き続けよう。
後日、音量を上げてみたが、最大出力は変わらないようだった。少しがっかり。