三郎兼続の日記

趣味の写真で山登り・旅行を主体にした日記
最近は山登りが少なく、城郭・巨木へ

静岡吉田の小山城に行って来ました。

2023-05-18 13:58:35 | 城郭静岡1
2023年5月17日(水)に静岡県の吉田町にあり、徳川・武田両軍による攻防が行われた小山城に行って来ました、天気は良いのですが真夏日の暑い日となりました、島田駅よりバスで帰りは藤枝駅に出ました。

バス停から見える小高い丘の上に立つ小山城天守(二の郭の見晴らし台跡に建つ模擬天守・・・犬山城を模したとか)。

大井川の湯日川に囲まれた舌状台地の先に建つ平山城、右下の能満寺から上りますが、間違って道路を上がって行き裏側から入る羽目に・・暑い中急坂の道路歩き茶畑脇を歩いたり・・・益々疲れましたね。

実は最後に降りてきたのですが、能満寺・・・・此処から御城に登のでした。

能満寺のソテツの巨木、日本三大ソテツの一つとか。

これで一株、高さ6m・根元の周囲5m・5本の大枝で一番太いのは周囲2m、寺伝・・平安時代中国から長徳元年(995)。

上左真ん中の郷土資料館脇から潜り込みました、空堀・土塁、三重堀・井戸から三の郭・二の郭・お城の中・本郭から能満寺へ降りました。

資料館脇の空堀・・・三角の二辺は崖で・・・此方の一辺を厳しく防御する構造ですね。

空堀に架かる橋・・・・右側も小さな曲輪ですね。

空堀に架かる橋を横側から、正面が三重の堀、右側が三の郭側。

三重堀の説明版、この下側が堀。

左側・真ん中・右側と三日月型の三重堀がこの辺りは水堀?。

三重堀を・・・木々が邪魔して解りずらいですが。

三重堀の堀上から左側も堀・右側とその右側にも堀が・・・。

二番目その右側が三番目・・・・三日月型に回り込んでいますね、武田信玄に仕えた山本勘助に兵法を学んだ、馬場美濃守信房(信春)により築城。

勘助井戸。

三の郭から見た、二の郭見晴らし台に建つ小山城天守、当時はありませんね、武田信玄が元亀二年(1571)小山砦を修築小山城と命名、大熊備前守長秀を城主として、徳川軍と10余年激しい攻防を繰り広げました。

二の郭にある本丸前の三日月馬出。

本丸虎口・・・左側が三日月馬出、右側が本郭。

本郭の虎口から見た小山城天守・・・実際は二の郭見晴らし台。

少し角度を変えての小山城天守。

二の郭側から見た小山城天守。

正面から見た小山城天守。

天守内の小山城縄張り図。

天守高欄廻縁から見た二の郭・本郭、城下町・・・元亀二年(1571)・天正3年(1575)長城の戦いで敗れ・同年諏訪原城落城・天正9年(1581)高天神城落城・天正10年(1582)小山城落城・・この城は最後まで頑張ったのですね。