初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

「聖プラクセディス」を見てきました

2015-06-13 10:11:04 | 趣味

 今、はっきりとフェルメールの絵だとされているのは32点で、

 その他研究者の間で意見が一致していない?作品が5点?あります。

 その5点の中の1点「聖プラクセディス」が、昨夏、オークションにかけられ日本の蒐集家が10億86百万円(当時)で落札、

 上野の西洋美術館に寄託され、常設展にあるので行ってきました。

 この絵は、イタリアの画家フェリーチェ・フィケレッリが1640~45年頃に描いたものを、

 フェルメールが(1655年に)模写したものだということで。

 根拠は、絵の中(しかも2か所・・・絵の下・左右)に署名(Meer・・・)があったからなのです。

 ところが、署名の解釈を巡って疑義を唱える研究者が多くいる、とか

 袖口に使われている白色の顔料がフェルメールの初期に使われたものと類似しているという、

 根拠も示されましたが、真筆と立証するには不十分だ、とか、

 その他、いろいろ。結論がでないまま現在は、「フェルメール帰属」の絵として検討中です。

 左側がフェルメール、右側がフィケレッリの絵です。

 私の見た印象は、“フェルメールの絵の感じはしない”・・・です。

 それは、フェルメールの初期(23歳)の作品だからというのですが・・・

 その他、面白いこといっぱい!でした。