今朝の日経紙に“東電株を巡り攻防戦”という見出しの記事が載っています。それによりますと、
米系大手ヘッジファンドの日本株担当者が、「・・・・東電株だけは、全く理解不能だ」と言っている由。
東電株の過去1か月の上昇率は54%で、「なぜこんなに上がっているのか」について、
“機関投資家からの大口売りが出ないのが買い方の根拠”という解説をする証券会社の人の意見も載ってます。
そんな記事を見て、「よし、自分も買ってみよう」と考えますか?
でも、格言では 「遠くのものは避けよ」 と注意していますよ。
人と同じことしよう、とか、人の反対をすれば儲かる、といった安易な考えを戒めています。
まずは、自分の知識の範囲内で結論をだすべきだと。
銘柄選択については、これまでにも書きましたが、
企業の実態をよく知らないまま投資をすると、
思わぬ落とし穴にはまりかねません。
「乗りやすい馬を選べ」 も同じ趣旨の格言です。