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初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

信用取引、買い方の苦しい状況続く

2011-10-20 09:44:43 | 株・いろいろ
 信用取引で行われている株式取引について、

 信用取引買残評価損率から逆算した買い方のコストを

 日経平均ベースでみると、

 7日現在が、10900円強

 14日現在でも、10600円位

 になっています。

 現在の日経平均の位置からして2000円も上にあります。

 これは、株価が下落を続ける中で、

 利益のでた建て株や、損の小さな建て株を売却して、

 損の大きい建て株を残していることから、なのでしょう。

 まだしばらく買い方の苦しい状況は続きます。

欧州財政問題、方向決まったのに・・・

2011-10-19 09:27:17 | 株・いろいろ
 欧州の財政問題は、かなり方向が決まったはずなのに、

 相変わらずビクビクしている感じ?

 一昨日は、ドイツのメルケル首相が、

 「財政危機が一気に解決するわけではない・・・」と発言したとかで株式相場は急落。

 昨日は、イギリスのガーディアン紙が、

 「ドイツとフランスが欧州金融安定基金(EFSF)の規模を2兆ユーロに拡大することで合意した」と伝えたので株式相場は急騰。

 (そのあと、この報道を否定する関係者もいたとか、ですが)

 一言一言に相場は一喜一憂です。

 昨日の日本の株式市場の出来高は、

 金額で8384.7億円、株式数で11.7億株で、

 いずれも今年の最低。

 もっと資金流を!

株と陶芸が似ているところ?

2011-10-18 09:03:05 | 健康
 先日、日本の株はもっと出来高が欲しい、と書きました。

 昨日も日経平均は131円も上げているのに、出来高はわずか8916億円でした。

 私は、「株式市場での出来高と陶芸で焼く穴窯と似ている」としばしば感じます。

 今の穴窯は、ふつう2か所に温度計を差し込み、温度管理をしています。

 ところが、温度計では目標の1250度を示したのに、

 窯を開けてみると、うまく焼けていない“生焼け”ということがあります。

 これは、温度計の周辺の温度は上がったけれど、窯の中全体のエネルギーは不足していたことなのです。

 そこで、温度計のほかにゼーゲルを何か所かに入れてエネルギー状況を見るのですが・・・

 株式市場でも、225銘柄を測る日経平均株価というものさしは上昇を示していても、

 全体としてはエネルギーは行きわたっていないとき、

 多くの株は“生焼け”状態におかれていることになります。

 しっかり焼き上げるためには出来高が伴うことが必要なのです。

 経験則からも、株価と出来高の相関度は強いことを表しています。

 

9月の投信60兆円割れ

2011-10-17 09:44:52 | 株・いろいろ
 今年の4月末に残高が66兆5725億円あった投資信託が、

 先月末で57兆8882億円まで、5か月連続減少しています。

 60兆円割れは2010年8月以来13か月ぶりです。

 ただ、最近の減少はほとんど運用減、つまり値下がりですね。

 因みに先月末の株式投資信託の商品分類を多い順にみますと、

 1.ファンドオブファンズ 19兆9067億円

 2.バランス型 16兆488億円(内毎月分配型 13兆5408億円)

 3.国際株式型 3兆5489億円

 4.国内株式型 2兆4904億円

 となっています。

 それにしても、国内株式型の不人気が目立ちます。

来週のスタートは明るい?

2011-10-15 07:21:25 | 株・いろいろ
 ニューヨーク株の金曜日が高いとほっとしますね。

 アメリカでは、9月の小売り売り上げが+1.1%と改善したこと、

 グーグルの四半期ベース決算が過去最高だったことなどから、

 ニューヨークダウ平均は+166.36ドルと大幅上昇しましたね。

 これで、来週の日本株のスタートは

 明るさが期待できる?

 アメリカ依存が強すぎるのは情けないですが・・・

 

 

 

信用買残の評価が悪化

2011-10-14 10:26:57 | 株・いろいろ
 信用取引の買残高は、先週末(7日)現在、

 金額ベースで1兆4,293億4,600万円ありますが、

 そのうち評価損が21%強、つまり3000億円強あります。

 評価損が2割を超えたのは1年半以上前の2009年3月19日以来です。

 もちろんこれは相場が下げているのが背景ですが、

 信用取引のほとんどは個人投資家ですから、

 個人投資家にとって、極めて辛い?状況になっているわけです。

 経験則に寄れば、

 信用取引買残の評価損が20%を超えてくると、

 “相場は下げすぎ”で、反騰の時期にきている、といわれます。

 先週末の日経平均株価は8605.62円でしたが、

 今週に入って若干戻ってはきています。

 いずれにせよ株価水準は低いといえます。

 


もっと出来高が欲しい株式相場

2011-10-13 10:06:06 | 株・いろいろ
 ヨーロッパ情勢が落ち着きそうだということで、

 アメリカはじめ主要国、それに日本の株式市場もしっかり、という感じですが、

 日本の相場にかぎってみれば、もっと出来高が欲しいですね。

 出来高は、市場の人気とエネルギーを測る指標です。

 とくに、株価が上昇を始める場合の先行指標にもなりますので、

 常に注目しておく必要があります。

 経験則でいえば、株価が上昇傾向にあるときは売買高も増加します。

 先高期待で買いが増えるのと、

 株価上昇を待っていた投資家の売りもでて、出来高が増えるのですね。

 最近の相場は、海外、とりわけアメリカの動きに影響を受けて、

 アメリカの株価が高いと日本も上げていますが、

 これで出来高が伴ってくると、力強い動きになるのですが・・・