初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

第一世本因坊算砂の辞世の歌

2011-10-23 07:12:48 | 生活の中で
 何十年来の親友がガンで亡くなりました。

 碁が好きだった彼が生前、関西棋院から受けた五段の免状が葬儀場の入り口近くに飾ってありました。

 私は弔辞の中に第一世本因坊算砂(信長、秀吉、家康三代に碁で仕えた)の辞世の歌を使わせてもらいました。

 碁なりせば 劫(こう)をたてても活(い)くべきを 

 死ぬるばかりは 手もなかりけり

 そして、碁の知識のない人にもわかりやすく、私なりの解釈を加えました。

 碁だったら見込みの乏しい状況でも、勝つすべは知っているけれど、人間の寿命だけはなぁ・・・
 
 君の心境も同じだったに違いありません、と。

 最後の「お別れ」のときには、

 プロ級と自慢していた彼が自ら吹き込んだ、

 「千の風にのって」がBGMで流れていました。合掌