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陶磁器に歴史あり・不二山

2013-08-24 10:09:17 | 陶芸
 桃山時代から江戸初期にかけて活躍した芸術家、

 本阿弥光悦が作成した茶碗のうち、

 「光悦七種」と呼ばれている七つの名品があります。

 「不二山(ふじさん)」「雪峯(せっぽう)」「障子」「雪片」「「鉄壁」「毘沙門堂」「七里」などがそれですが、

 このうち「不二山」は光悦茶碗の代表作として声価が高いのです。

 腰で直角に立ち上がる半筒形をし、碗の下方は黒く、

 それに対して上方は白くなっています。

 その姿が雪をいただく富士山を思わせるところから、

 光悦は「不二山」の銘をつけたのですね。


 続きはまた。

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2 コメント

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「楽焼白片身変茶碗 銘不二山」 (azuki)
2013-08-24 19:07:45
検索してみたら、
“「不二山」の銘は、いうまでもなく白雪を頂く富士の山を連想したのと、窯中で偶発した片身替の出来が、二つと出来ぬ(不二)茶碗であるということから、光悦自身が銘して書付けたと思われる。”
という文を見つけました。深いですね
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不二山 (ひろもと)
2013-08-25 14:26:52
azukiさんへ

 おっしゃる通りです。窯変・偶然が“白片身変”を生んだのですね。
 続きを読んでください。
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