桃山時代から江戸初期にかけて活躍した芸術家、
本阿弥光悦が作成した茶碗のうち、
「光悦七種」と呼ばれている七つの名品があります。
「不二山（ふじさん）」「雪峯（せっぽう）」「障子」「雪片」「「鉄壁」「毘沙門堂」「七里」などがそれですが、
このうち「不二山」は光悦茶碗の代表作として声価が高いのです。
腰で直角に立ち上がる半筒形をし、碗の下方は黒く、
それに対して上方は白くなっています。
その姿が雪をいただく富士山を思わせるところから、
光悦は「不二山」の銘をつけたのですね。
続きはまた。
本阿弥光悦が作成した茶碗のうち、
「光悦七種」と呼ばれている七つの名品があります。
「不二山（ふじさん）」「雪峯（せっぽう）」「障子」「雪片」「「鉄壁」「毘沙門堂」「七里」などがそれですが、
このうち「不二山」は光悦茶碗の代表作として声価が高いのです。
腰で直角に立ち上がる半筒形をし、碗の下方は黒く、
それに対して上方は白くなっています。
その姿が雪をいただく富士山を思わせるところから、
光悦は「不二山」の銘をつけたのですね。
続きはまた。
“「不二山」の銘は、いうまでもなく白雪を頂く富士の山を連想したのと、窯中で偶発した片身替の出来が、二つと出来ぬ（不二）茶碗であるということから、光悦自身が銘して書付けたと思われる。”
という文を見つけました。深いですね
おっしゃる通りです。窯変・偶然が“白片身変”を生んだのですね。
続きを読んでください。