信用倍率を、金額でみるか、株数で見るか、について、私は
「市場全体は金額」で、「個別銘柄は株数」で見るのが良いと書きました。それは、
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信用取引で「買い」が多いのは、強気が多い反面「近い将来の売り物が多い」ことを意味し、
「売り」が多いことは、弱気が多い反面「近い将来の買い物が」多いことを意味するのです。
したがって、「市場全体の買い物が多いこと」、すなわち、
「かなりの金額が近い将来売りとなってくる」とみるべきだからです。
(売りの場合は反対に考えてください。)
とことが、個別銘柄では、
「近い将来、この銘柄には〇〇万株の売りがくる可能性あり」とか、
「この銘柄には△△万株の買いが入る可能性あり」と見るべきだから、
株数で見たほうがはっきりするのです。