初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

信用倍率をおさらいする

2016-08-11 10:32:33 | 株・いろいろ

 ここ3週間の週末現在(7月22日、29日、8月5日)における、

 信用取引の「売残」が減少しています。

 信用取引の売残の増加は、「目先、相場が下がる」と思う投資家が増えていることであり、

 実際に、相場が下がると「買いもどし」をしますので、売り残は減少します。

 (買い残の増加・減少はその反対の動きですね。)

 そこで、気になるのは「売り残高」と「買い残高」のどちらが多いか、です。

 信用取引データの見方として、「信用倍率」があるのはそのためです。

 「信用倍率」とは、「売り残高に対する買い残高の倍率」、すなわち

 買い残高 ÷ 売り残高 の値です。

 残高の数字は、「金額」と「株数」の両方がありますが、おおざっぱに言えば、

 相場全体の信用倍率を見るときは「金額」で、

 個別銘柄の信用倍率を見るときは「株数」に主眼を置くのがわかりやすいです。

 信用倍率をどう見るか、この続きはまた。