ECBの緩和策が発表になりました。しかし、
大胆な緩和策を期待していたにもかかわらず、
現在の“月額600億ユーロの量的緩和を2017年3月まで続ける”程度であったため、
市場の失望売りを誘い、
ヨーロッパの主要国株式市場は3%強の下げ。
それを受けたアメリカでもダウ平均株価は大きく下げました。
さらに、アメリカでは11月のISM非製造業景況感指数が前月比3.2%の下げ、とか、
原油価格の下落傾向が続くのではないかといった警戒感も加わったのです。
4日の雇用統計で労働市場の改善が見られれば、
利上げが秒読みとなりますが、
国際金融市場のチグハグ?がもたらす影響も、
どう消化していくか。