初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

ETFその6・いろいろな指数を知る(1)

2008-06-28 09:57:40 | 株・いろいろ
 ETFは、いろいろな指数に連動する投資信託を上場したものですから、

 指数そのものを知っておく必要があります。

①日経平均株価:東証1部に上場している銘柄の中から225銘柄を選んで平均を求めたものです。

 1949年5月16日を基準としスタート。

 スタート時は225銘柄の株価を足して225で割るという単純平均でしたが、増資などで株価が変動する毎に計算式(除数など)を修正するのが特徴です。

 225の銘柄は日経新聞社が市場流動性を重視し、毎年10月に見直しをしています。

 現在は、電機株などの組入れ比率が高いので、電機株の騰落の影響が大きいといえます。

②東証株価指数(TOPIX):東証第1部に上場している全銘柄を対象にしています。

 1968年1月4日の時価総額(個別銘柄の発行株数×株価の総合計)を100としており、新規上場や上場廃止があると計算を修正しています。

 05年から06年にかけて浮動株の基準を取り入れて、株価の実体を反映させています。

 全銘柄の時価総額ですから、時価総額の大きい業種(例えば銀行株)の騰落の影響が大きくでます。

 いかがですか。代表的な二つの指標(指数)だけみてもかなり違いがあるでしょ?

 次回以降も少しずつETFにある指数をみていきます。