初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

エクイティファイナンスが激減

2008-03-24 09:55:36 | 株・いろいろ
 企業が資金調達をするときに、「新株発行を伴うもの」をエクイティファイナンスといいます。

 「新株発行を伴う」とは、「増資」「転換社債」「ワラント債」の合計です。

 発行量は、当然ながら株式相場の良し悪しに左右されます。

 これまでの最高は、89年(暦年)の24兆8691億円でした。

 これが06年には4兆8511億円と5分の1になっています。

 さらに昨年は06年の半分以下?になったようです。

 一方、普通社債が大幅に増え、07年(年度ベース)では9兆円を超した由。

 たしかに今の低金利下では、普通社債が増えるのは当然でしょうが:

 社債はあくまでも返さなければいけないお金。

 財務増強にはなりませんよね。